第16章 ダイエット作戦!! *長月*
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『凛華!!!』
一期さんにあのセリフを言われたあたしは、一目散に主ちゃんの元へ走っていった。今は主ちゃんはネーム中だった気がしたが・・・
「桜華切!うるさいぞ!!それと主に向かって名前で呼び捨てするな!!」
『長谷部黙ってろ!!ねえ凛華あたしって太った!?』
「えー、可愛い女ならふくよかでもいいと思ってたのに…」
『よくないよ!!これって手入れとかで直らないの?』
あたしを含めた刀剣は、手入れをすれば手足を失っても手入れをすれば直ってしまうから体型も直らないかと相談してみた
『ねえ主ちゃん手入れして!』
「あー…それが…」
「あのな桜華切、謙信景光を含めた長船の刀を顕現するため一体どれだけの資材を費やしたと思っているんだ。
デブのために使う資源があると思っているのかぁ!!」
『んなもん近侍のテメエがさっさと出さねえからだろうが!!1:30ばっか出しやがってよ!!!結局長船揃えたの今剣ちゃんと歌仙さんと堀川君だろうが!!!』
「やかましい!短刀達と菓子三昧のデブ剣女士が!!」
と、いつの間にかあたしと長谷部の大げんかが始まった。
今日のアシスタント担当の五虎君と浦島君がガタガタ震えてる
「あぁー…落ち着けお前達。」
「あ…主、申し訳ございません。」
「とりあえずしばらく手入れできないから、冴姫は食事制限と運動を多めにすること。」
『はーい』
と、凛華の鶴の一声のおかげで喧嘩は治まった
とりあえずあたしは、どこかで運動しに行こうと凛華の部屋を後にした