第15章 三条乱舞
「おうおう、相変わらず石切丸は頭が固いな。では改めて…」
石切丸様が去ってしまった後に、三日月様は普通に再開しようとしていたためあたしは焦って止めた。
『いやいや!!もうこれ以上は…』
「何、一度ではお前は満足できないだろう」
『いや一度じゃ…』
「おねえさん、ぼくはいっかいじゃおさまりませんよ?」
「俺もだな!!」
「では、我々4人ともっと楽しみましょう」
『いや…ん!』
抵抗しようにも正面に三日月様と小狐丸様、背後に岩融さん、片割れに今剣ちゃんがいたら逃げられるわけがない
あたしは簡単に三日月様に唇を奪われた。
それを皮切りに他の人達もあたしの身体を撫でまわし始める
「ッは、やはりお前は最高だな、冴姫」
『ンっ…ぁ…み…みか…』
「おいお前達!!今し方石切丸が加持祈禱を唱えながら走っていったが…って!?お前ら何をしている!!」
と、いきなり部屋に入ってきたのは今日の近似で遠征帰りのの長谷部だ
何か書類を持ってきたようだったが・・・
「おや、長谷部か」
「お前ら…今何時だと思っているのだ!!」
「えっと…申の刻くらいですか?」
「こんな時間にふしだらな!!桜華切!!お前はさっさと服を着ろ!!三日月に小狐丸!!お前達は主からの主命を無視して何をしている!!岩融と今剣を連れてこいと言われていただろう!!」
と、すっごく怒っていた
でもその顔は真っ赤だった
「おやそうであったな。では冴姫、また楽しもうな」
「主様の命を忘れてしまいました。」
「じゃあおねえさん、またあそんでくださいね」
「桜華切、お主の服置いておくからな。」
と、三条の皆さんはあっさり引き下がっていった
その場に残されたのはあたしと、咳ばらいをしている長谷部
『あ…あの、長谷部?』
「なんだ。お前もさっさと服を着ろ」
『あの…今のって、助けてくれ…』
「か、勘違いするな!!主の命を無視したあいつらに腹が立っただけだ!」
とだけ言っていってしまった。
・・・あとで、お礼ぐらい言っとくか
後日談
長谷部は、主ちゃんに「邪魔しなかったら5pという面白い状況が生まれたのにぃ~!!」と、泣きながら言われたらしい・・・