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剣姫乱舞 《刀剣乱舞》

第14章 夏祭り!




***


『ふぅ…』


夏祭りから帰ってきて、お風呂に入ってから本丸内をゆっくり歩いていく


「あっ!お姉さん!!」

『あぁ、秋田君。みんなまだ寝てないの?』

「主さんが買ってくれた花火をやってるんです。お姉さんもどうですか?」


庭先を歩いていると、短刀達が庭で花火をして遊んでいた
それを他の刀剣さんたちが見ていた。主にお酒を飲みながら・・・


『あたしはいいや、疲れちゃったし』

秋「そうですか。」
厚「えぇー、姐さんも遊ぼうぜ!」
乱「そうだよ、花火きれいだよ!」


短刀達がそういう中で、あたしは彼らを見守っている一期さんに目をやった。一期さんも寝間着用の浴衣に着替えて彼らを見ていた


「おねえさん?」

『えっ!?』


いつの間にかあたしの右手を今剣ちゃんが握っていた


『あ、どうしたの?』

「…なつまつりにいってから、一期一振さんとなにかあったんですか?」

『えっ!?いや…なんでも?』


さすがに一期さんに好きな人がいるなんて言えないからね・・・黙ってないと・・・


「ふーん。」


そういって、今剣ちゃんは少しむくれて奥の部屋に入っていった。

彼が何を思っていたのかは分からなかった
ただ、ものすごく嫌な予感だけはこの時強く残った 



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