• テキストサイズ

dear my teacher..

第3章 保健医×にのみや先生





『え…』



 私のスカーフ。

 どうして?





『あいば先生…』




 もしかして、あの時理科準備室に忘れたやつ、

 相葉先生が二宮先生に…?




「そ。相葉さんが   と気まずいから返しといてって。どこで何してこれ忘れたのか知らないけど」



 いつもの笑顔のまま言われる、ちょっと棘のある言葉。


 …先生、もしかして誤解してる?



 違うよ先生、私相葉先生となにもないよ!


 私が好きなのは、二宮先生だけだもん!



 そう叫びたいのに、言葉が出てこない。




 そのうち、先生の腕は私から遠ざかって。



 遠くなる、先生が、

 大好きな二宮先生が、遠くなっていく。






 --襲っちゃえ…




 相葉先生の言葉が、また頭に響いた。


/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp