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dear my teacher..
第3章 保健医×にのみや先生
「あれ、おはよ」
『せんせ…』
戸惑ってしまって、目を瞬かせると、
至近距離で視線があって。
先生はなんとなく、切なそうな顔をしてる。
『なに…?』
襟に触れたままの手を先生は引っ込めて、いつもの笑顔で私の髪をくしゃっと撫でた。
先生は白衣のポケットから、一枚のスカーフを取り出して、
私の襟元に上手に括り付けた。
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