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dear my teacher..

第3章 保健医×にのみや先生




 先生…帰ってきた?



 急にどきどきしてきて、なんとなく、寝たふりをしてみる。


 先生は机の前に立ってから、私の気配に気が付いたのか、


 カーテンをさっと引いて、私のベッドの前に立った。




「   …」





 先生はベッドの横にしゃがんで、私の顔をじっと見る。

 薄目を開いていたら、ばれるかも、と思って、ぎゅっと目をつむると、


 すっと伸びてきた先生の手が、私の襟をつかんだ。




 冷たい指先が鎖骨の間に触れて、あまりにもびっくりして、目を開いてしまった。



『えっ…』





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