• テキストサイズ

dear my teacher..

第1章 数学教師×さくらい先生.



公園には、誰もいなかった。


狭い公園の真ん中に立ちすくむ。



『………』



あれ。なんで。


一人になったとたん、溢れだす涙。



なんであの時出てこないの。


別れよう、って言われたあの瞬間、あの瞬間もしもこうやって泣けてたら


別れないで済んだかもしれないのに…。









「何してんの」





不意に後ろから、ぽんと頭に手を置かれた。




『…!』






思わずびくっと肩がふるえて、振り向いた視界には。





『櫻井先生…?』



/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp