第3章 初めて逢って
**は誰にも何もされてないのに、胸の辺りと下半身がなんとなく火照って疼いていて、不思議な気持ちになる。その時――
坂本「♪・・・・」
突然坂本が耳に舌を這わしながら**の名を呼ぶ。
**「はぁんっ!」
たったそれだけで、体がびくんと反応する。やっと何かが変だと気付く。
坂本「感度抜群だな。**と健のスープにだけ、媚薬入れといた。」
**「そん・・な・・・、坂本・・さ・・ん・・」
坂本「触って欲しいだろ・・・?」
そう言って見えている鎖骨に人差し指を這わすと**はびくんびくんっと反応する。
**「い・・や・・・坂本さん・・」
坂本「大丈夫だよ、俺これから仕事だから。健置いてくね。」
そう言って出て言ってしまう。
**「あっ・・・坂本さん・・!」
三宅はキッチン横の壁によりかかって、息遣いが荒い。
**「三宅さん・・大丈夫ですか・・・?」
三宅「今は・・・ほっといて・・・」
自分がこんなに敏感になっているってことは、三宅もそうかもしれない。
そんな考えが過って、つい三宅の元へ足を運んでしまう。
三宅「**・・ちゃ・・・ちょっと待って、今きっと・・・薬が・・きれれば・・・はぁ、はぁ」
苦しそうな三宅、よく見ると意に反してだろうが下半身が少し盛り上がっていた。
**「苦しく・・・ないですか・・・?」
三宅「・・え・・・?」