第28章 子達の来訪
フィン「さてと、余談はこの辺にして。
そろそろ魔法大国アルテナ出身の人物を洗ってくれないかな?範囲はオラリオ全体で」
ケイト「わかった」こく
それから精霊導によってアルテナ出身の人間を洗い出した。
その間のアルとアイズの会話
アイズ「結局…ケイトは、一人も殺してない?」
アル「うん。
結局はさ…失った後の人の声が、姿が見えて殺せないって。
それは弱さだって、お母さんは言ってた。
でも僕には、それは強さだって思ったんだ。
あんな風になれたらって、自然と思った」微笑
アイズ「…そう(微笑&頷)
(ケイト…(ちらっ)
あなたの子供は、あなたの強さを理解してくれてるよ?」
アル「お母さんみたいに強く優しく、お父さんみたいに勇猛果敢な人になりたい!
その為の修業も兼ねて許してもらったんだ^^
でも…お母さんが死んだ時、一番泣いていたのはお父さんとあなただった。
僕や妹も泣いてたけど…
お母さんのいないここは…まるで、世界の終わりみたいだった」
アイズ「……それは…想像したく、ない;」汗&肩落とす
アル「あ、ごめんね!;そういうつもりじゃなくって;
えっと…(話を変えなきゃ!)
僕の龍の力は時間を止める魔法だ。
止めてる間にフルボッコにして倒す。
強力だけど、それよりも技術を極めなさいって教わった。
それを使うまでの時間を稼げるほど強くなきゃ、どんな強力な魔法も意味ないでしょう?って。
Lv.10だよ?僕らの誇りさ」ふっ
アイズ「Lv.10!?」
アル「終いにはドラグーンでの龍化とか、クリエイトと龍化の同時併用で龍神化にまで進化させたんだ。
僕らにとってお母さんは…太陽のような存在だったんだ。
失ってから気付いたんだけどね…^^;」
それから後、ケイトはロキに連れられて行った。
合宿の最中もミノタウロス戦後もステイタス更新をしていなかったから、らしい。