第28章 子達の来訪
~ちょこっと余談~
フィン『輸血なら僕の血を使ってくれ!
腎臓だろうがなんだろうが僕から移植して構わない!
頼む!ケイトをどうか!!』土下座
アミッド『ですから死なないと言っているでしょう!?』
そのケイトが意識を取り戻すまでのアミッドとフィンのやり取りは後世にまで受け継がれ、酒の肴として楽しまれたという…
フィン「そんなに…重いかな?僕の愛は;」汗&曇り顔
ケイト「そこがいいの♪」ハグッ!&すりすり
リヴェリア「…死んだ両親と重ねているから余計、か…」
愛妻家としてもよく知られることになったという…
おまけ、終わり
凄まじい光が突如として何もなかった場所から生まれ、広間を埋め尽くした。
そしてそこに立つ人間が動き出し…
「お母さん!!」
ケイト「…え?」
その直後、駆け寄ってくる子供に私は硬直した。
と同時に、ベートの後ろに隠れた。
「隠れられてないよ!」と子供から叫ばれるも、ちらっと見るとその容姿は!
ケイト「…フィン…?;
(幼い頃のフィン?あれ?でもなんで真っ黒?何で髪質私に似て癖っ毛?」おろおろ
そう疑問に思う中、胸に手を当てて流暢に自己紹介しようとし出した。
「僕は
ティオネ「団長!?」
「あ、ティオネおばt
ティオネ「ああ!?お・ね・え・さ・ん!!?」ぎろり&ぼきぼき
自身の拳を握りながら音を鳴らし、ぎろりと子供を睨んだ。
「本当に変わってないなあ…ここは」くす
ティオナ「どこから来たの?」
ベート「知るか」
「へへっ…時間渡航魔法さ」
『へ?』きょとん
「僕は龍の力をあなたから受け継いだ小人族だ。
今年で6歳になる。現時点では5歳だ」
ぶわっ
そう言いながら、その音と共に白い光を右掌に出した。
『……え?』
「僕の時代、今からちょうど6年後の未来ではあなたは死んでいる。
殺されたんだ」
『ええええええええええええええ!!!?』
ベートとティオネとティオナという主力と、それ以外のほぼほぼ全員が集まる中、叫び声が響き渡った。