第23章 暴走
ケイト「んー;
でもなあ…寧ろこういう風に考えたり大切にしてくること自体が異常というか…;
最初こそ話しかけてくる人自体一人もいないし、傷付けられるのが当たり前だったから泣いてたけれど、泣いても哭いてもやめてくれないし…やめてくれてる相手なら最初からこうなってないし(曇り顔)
終いには自分のことで涙が涸れ果ててもなお続いて、自分のことを大切にしてくれる人も考えてくれる人も…そんな人いるわけないって思い込んでたわけだから…;
学校でも然り、大人も外も全て然り。育ての家族に出会うまでずっとそれが続いた。←リアルでは24歳になるまでずっと(友達ができるまで)
環境から話しかけられないまま、一方的にしかされなかったから…
だから…自分を殴らないと安心できなかったなあ。
人には当たれないし、当たりたくもないし…自分だけが唯一当たれる存在だったから。
ストレス発散で虫の居所が悪い時に生みの父親が蹴ったり殴ってきたように、自分の頭を拳の皮がむけて血が出ても殴り続けて、そうしてやっと眠れたわけだし。
逆に気絶するまでそうしないと眠れなかったから、痛覚が麻痺しちゃったんだよね。でも後々内からズキズキ痛むんだ」う~ん←リアルでも実話
腕組みしながら考え込んでいる中、二人は双眸を見開いて唖然としていた。
レフィーヤ「!!…そう、だったんですか?」
ケイト「うん。
皆に会えたからこそ視野が拡がったし、それがおかしいのか…
というか、自分だけがおかしいんだ。自分だけ殺せばいいんだ。痛い目を味合わせていいんだ。
だから怒りも憎しみも全部自分の身体にぶつければいいんだって、本気で思ってたし実行もしてた。
寧ろ同級生からそうされないこと自体おかしい」
レフィーヤ「15歳が全員そうだなんて思わないで下さい!!
心外です!」ぷんぷん←15歳
ケイト「えっと…ごめん?;
だからその…栄養とかそういうのなんて考えたことなかったんだ。
「こんな身体勝手に死ねばいい」「死ぬんならぱっぱと死ね」って、ずっと思ってたし」
レフィーヤ「むかっ!)もし逆にですよ?
私の身体なんか知らない。勝手に死ねばいい!って言ったr
ケイト「自分の命を何だと思ってんだああ!!」激怒&くわっ!!
レフィーヤ「その言葉そのままあなたに返します!!!」ぷりぷり
あれ?;怒ってたの?;