第23章 暴走
シル「あなたがお手伝いしてくれた時、随分と好評だったんですよ?
車椅子に座ったままだったけれど
Lv.7のウェイトレスなんてそうはいないでしょうし^^」
ケイト「Lv.6ならいたよね、ミア母さん。
ああいう豪快な人となら人生楽しめそうだなあ」
リュー「確かに、楽しませてもらっています。
ミア母さんも、あなたのことを気に掛けていましたよ。
あれは早死にするタイプだと」
ケイト「うっ;それはまあ…死に掛けたからこそ否定できんけども;」
シル「人の命を第一、自分の命は最下位のように考えてましたからね?^^」
ケイト「可愛い顔して毒吐かないで;」たじっ
シル「そんな//…褒めないで下さいよ//
ただでさえあなたは男らしいんですから//」もじ
ケイト「いや!褒めてないからね!?;」
リュー「ケイトさん、シルはただからかっているだけです。
察した方がいいですよ?;」汗
ぽんっ←リューがケイトの肩に手を置いてなだめる
シル「リュー、せっかく楽しんでいたのに」ぷくーっ
リュー「程々にしないと道草を食っていたと怒られますよ?;」
シル「むー…そうですね。
また機会があれば豊饒の女主人にいらして下さいね♪
私達は、いつでも歓迎しますから^^」にっこり
ケイト「うん。ありがとう^^」
リュー「では、また」
ケイト「うん!またね」手を振る
今日と明日に使用する食材、備蓄分を買うこと。
えっと…大根にネギに人参に……日持ちのするものもか。
それらを買ってから帰ってた後、私がクリエイトで作った空間収納庫に入れた。
空間収納庫とは、冷蔵庫の上位互換!
実は、中は入れたタイミングから時間が止まり、進むことはない!
ただし、生き物は入れられない。
入れた時のまま時間が止まるから、出した時に入れる前の時点で温かいものはそのまま、冷たいものもまたそのままだ。
何年経とうが放置しようが、消費期限、賞味期限関係なし。
出した時に新鮮な食材、出来立ての料理を入れてたならばそのまますぐあったかいまま食べられる優れものである。
ちなみにそれは数か月後、生活の必需品として市場へ出回ることになった。らしい…