第22章 休み
フィン「随分と賑やかだね^^;」
ケイト「おかえりフィンー!」
ティオナ「あ。次の予約は私だから忘れないでねー」
ケイト「でもまだ5セット終わってないよ?
終わった後でもいい?」
ティオナ「うん!待つ^^♪」
ティオネ「何馬鹿なことしようとしてるのよ;」
フィン「リヴェリア…何で君が僕が寝ていた右膝の枕で寝てるんだい?
どく気配を微塵も感じないんだが…;」
リヴェリア「いや…意外と心地がよくてな」
ケイト「あれは地獄だあああああああああ;;」頭抱え
フィン「で…何があって泣き崩れてるんだい?;」苦笑
リヴェリア「いや…ただの講習なんだg
ケイト「あれは講習じゃない!;
地獄だ!;スパルタだ!;鬼だああああ!!;」←86ページ参照
リヴェリア「冒険者として必要な知識を一日で叩き込んだ結果なんだが…」
『ええ!?;』
ティオネ「あれって一日で終わるような量じゃないでしょ!?;」
ティオナ「どうやったの!?;」
ケイト「頑張った!;」
『……え?;』
ティオナ「いやいや、頑張るだけでどうにかなる次元じゃなくって」手を横に振る
ケイト「これができなければ死ぬと思い込んで頑張ったからできたんだよ!!;」
『……なるほど』
フィン「確かに…君は運動や戦闘、ことさら死地となると、異常なほどの集中力を発揮する傾向があるからね。
それをわざわざ勉強に持ち込むとは…それほどに怖かったんだね?;」
ケイト「そうだとも!!」ぐいっ!!
フィン「珍しくぐいぐい来るね^^;」
リヴェリア「ケイト、お前がそう思うのならやむを得ない…
ならば、もっと上の次元を見せてやろう」黒睨
ケイト「いいやあああああああ;;;;」
フィン「ああ…言いたいことはなんとなく伝わったよ^^;
それなら僕も付き合おうかな」
ケイト「いいの!?」ぱあ
フィン「ああ。一人よりは心強いだろう?」
ケイト「助かるよフィンんん;」すりすり
ロキ「ママはスパルタな所があるからなあ」
リヴェリア「ママと呼ぶな」怒
フィン「所でいつになったら僕の膝枕を返してくれるのかな?^^;」
返してくれるまで数分かかるとは…想像だに…いや、想像は付いたかな。
それぐらいに心地いいものだからね…^^;
その様子を前に、僕は苦笑するばかりだった。