第22章 休み
昼1時過ぎ、執務室
フィン「王様ゲーム?」
リヴェリア「なんだ?それは」
レフィーヤ「いえ。私も細かくは聞いてなくって…^^;
とりあえず、人数をもう少しだけ欲しいなあという話になったので誘いに来ました」
フィン「なるほど。それで僕達に話が舞い込んできたわけか」
リヴェリア「他はどうだった?」
レフィーヤ「それが…全滅で;
ただでさえ闇派閥の後始末が大変だからそれに駆り出されてます;
ケイトさん自身とても…とても、申し訳なさそうに休んでて;」
フィン「ああ。
だが、大まかな所はギルドに任せていいそうだ」
レフィーヤ「そうだったんですか!?」
リヴェリア「そうだな。
人造迷宮についても迷宮への入り口が二つもあれば混乱のもととなるだろうと、塞ぐことにしたらしい」
フィン「それらも含めて大手ギルドが駆り出されているそうだけどね」溜息&片目瞑
レフィーヤ「え!?でも確か私達には来てなかった気が…;
確か雑務程度しか」
ロキ「それは、今回の功績が認められたからや!」
レフィーヤ「えっと…一体、どういう?;」
リヴェリア「遠征に続き、闇派閥の本拠地となる人造迷宮の件、闇派閥の件…立て続けにあったからな。
そして解決に導いたのがロキ・ファミリアだと、とある伝手から進言があった」
ロキ「そのとある伝手ってのが…気に食わんことにフレイヤや!」
フィン「ここの所、休む間も無しに駆り出され続けていたからね。
最後ぐらい休ませてやったらどうだとお達しが来たというわけだ」
ロキ「同盟ファミリアになったんはなったけど…やっぱり、どこか裏があるようにも感じるんやよなあ;」
フィン「所で…ケイトはちゃんと昼御飯は食べたかな?
朝御飯は食べたとアイズから聞いたけど」
レフィーヤ「はい!とても美味しかったと言ってくれました^^//
食べる様子がリスみたいで、とても可愛かったです」ほんわ~
「そうか。それはよかった。僕としても是非見たかったね^^」と言葉を返しながら、どうしたものかと考え出した。