第21章 *初めての…
フィン「ケイト…この感覚が気持ちいい、というか…人によってはくすぐったくも感じるらしい」
ケイト「//…気持ち、いい?//」ドキドキ
フィン「ああ…下の所が濡れ
すっ←下の所へ手で触れる
ぐちゃ
フィン「……うん…しっかり発情しているね//」
ケイト「え!!?//;」
ケイトの股間に手をそっと触れてみると立った水音に、若干嬉しさを感じながらも、気恥ずかしさもまた脳裏によぎった。
まさか…こんな風に思える日が来るとはね。
何よりも大切だと思える人ができて、痛い思いはさせたくないと思えた。
僕のした行為で気持ちよくなってくれるなんて、夢みたいだ。
フィン「…気持ちいいかい?//」ちゅぅっ
ケイト「んぅ//…恥ず、かしい//」もぞっ
フィン「大丈夫だよ//…僕も正直恥ずかしい//」苦笑
ケイト「誰かに見られたら死んじゃいそう//;」
フィン「それについては同感だ//」
僕から見て右に位置する乳首を吸いながら尋ねると、不思議と同じ思いを抱いていたことが判明した。
同じ気持ちであることを知って嬉しさを感じながらも、目を伏せながら苦笑交じりに言ってから再び吸った。
反対側のそれを左手の人差し指と親指で挟んでいじり、右手で揉みながら再び吸う。
左肘で体重を支えながら、ケイトの両足の間に身を滑り込ませる。
悶えるように真っ赤になりながら、自分を保とうとしてかケイトは懸命に首を横に振っていた。
それが可愛らしくて、愛おしくて…
気付けば左右の手でケイトの頬を両側から押さえ込んで、唇を優しく奪った。
苦しそうに口を開けるケイトのそれの中に、再び僕は舌を入れる。
優しく右手を後頭部に回して頭を抱き、撫でながら深く口付けを続けていると…
ケイトもまた入ってくる舌に対して絡めつつ、首に腕を回されてガッチリとホールドされた。それも真っ赤になりながら…
舌を絡める度に、水音だけが部屋に響いた。
二人っきりの部屋、深夜、ケイトの反応…
それらが相乗的に、僕の中にある欲情を高鳴らせていった。