第21章 *初めての…
ケイト「あ、そうだ!不安は飛んだ?」
フィン「ああ。君のお陰でね」くすり
ケイト「不満も?」
フィン「ああ^^」なで
また頭を撫でると、くすぐったそうに離れようと身をベッドへ埋めた。
それを見ながら僕は微笑み、左頬へとずらして優しく撫で、唇を奪った。
ケイト「まっ、待っ//まだ脱ぎ切って
フィン「待てない//」ぎゅうっ
起き上がろうとするケイトを抱き締めて押さえ、そのまま唇を奪い続けた。
口内に舌を入れ、かき回し、舌を優しく愛撫する中…
ケイトはどこかとろんとした目で潤ませながらも、されるがままになっていた。
まずは下着を脱がす所から、かな?
脱がしたバスローブは布団のすぐ横にある机の上に投げ捨て、続いて僕も下着のみになった。
縄の結び目を解いてはだけさせるまではできていたんだが、どうやら今はキスに夢中になっているようだ。
手が完全に止まっている。
僕は背に腕を回して脱がせながらしていたというのに気付いていないようだ…
唇を離した後になってから慌てふためく姿がとても可愛らしかった。
ケイト「いつの間に脱いだの!?//そしていつの間に脱がされたの!!?////」あわあわ
フィン「問答無用。えい」どさっ!
慌てて起き上がりどこへ行ったかと探そうとするケイトを無視し、無理やり押し倒し
再びディープキスをしながら、今度は優しく胸を揉んだ。
ケイト「んっ//」
フィン「気持ちいい?//」こそ
ケイト「ん//」こく
耳元で囁くと、赤らめながら小さく頷いた。
「こういう時自分は何をしたら?//」と真っ赤になりながら尋ねるそれは可愛らしく、問答無用で全部(下着を)脱がせた。
ケイト「待って待って!;心の準備!!!////;」
フィン「待てない。君がスイッチを壊した」
ケイト「何の!?;」
フィン「理性だ!」
ケイト「きゃああああ;」
手足をばたつかせて小さく抵抗を示すケイトに対し、強引に奪い去ったわけだが
涙目で真っ赤になりながら上目遣いで睨まれ、それが逆効果になると本人は気付いてさえもいないようだ//(うずっ)