第19章 宴
リハビリ中ではこんなやり取りもあった。
ティオネ「いい?睨み殺すぐらいの気概で睨みなさい!!!!」
ケイト「睨み殺!!?;
殺しちゃう!!?;視線で人って死んじゃうの!?;それならやだよやりたくない!!;」ぶんぶん←首を激しく横に振る
ティオネ「それぐらいしないと舐められるって自覚しなさい!!!!
ただでさえあんたは人がいいというか優し過ぎて付け入られやすいのよ!!
あんなに散々な目に遭わされといてまだ学習してないの!!?」
ケイト「ぴいいいいいい;;;」いやいや
ティオネ「泣く暇あったら睨み返す!!!」
ケイト「に…がおおおおお!!・・;」
ティオネ「全然睨めてないわよ!!!??ただの気迫や気合だけ!!!
殺意込めて睨み返しなさい!!!!
そうじゃないと相手の口は止まらないわよ!!!・・」ぎんっ!
ケイト「ぎゃぴいいいいい;」だっ!
ティオネ「逃げるなああああああああ!!!」だっ!
アイズ「…何をやってるの?;」汗
ティオネ「アイズ、あんたも手伝いなさい!
こんなんだから都合のいいように勝手にギャーギャー言われんのよ!!」
アイズ「えっと…いずれにしろ、言う人は言うよ?」
ティオネ「それでもよ!!」
ケイト「きゃうんっ;」ぷるぷる
アイズ「可愛い//」ぎゅっ
ティオネ「叱りなさい!!!;」
アイズ「ダメ。この可愛さはそのままであるべき」キラン
ティオネ「そういう問題じゃないのよ!!;
あんたは好き勝手に罵られてていい気分になるわけ!!?
気分悪いことこの上ないでしょうが!!?」
アイズ「…(こく)
どっちにしろ言う人は言うけど…あまりに理不尽な場合は、私達が責任を持って蹴散らす」じゃきっ!
ケイト「!!?;」びくぅっ!
ティオネ「それもそうね…変わらないんなら止むなしね。
蹴散らしに行きましょう」ボキボキ
アイズ「うん」じゃきっ!!
ケイト「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!;」真っ青
ムンクの如く真っ青になったケイトの断末魔とも言える叫びが、ホーム中に響き渡った。