第19章 宴
そして周りでは…
「男の子かな?」
「女の子?」
「団長に似た子供が//」
ケイト(何やっとんねん……)←二度目
フィンが大好きな女性団員がきゃあきゃあとはしゃぐように話し合い、盛り上がっていった。
「いやいや、男子の顔は母親に、女子は父親に似るって言うわよ?」
「でもケイトって母親似じゃなかった?」
「そうなんだよねえ」
「どっちにしろ早く見たいかも」
気付けば周りは、キャイキャイとはしゃぐような声ばかりだった。
ケイト(何やっとんねえええええええええええん!!!!!!;)←壊れた
言えない…言えない…どう言えばいいんだあああああああああああ!!!!;(内心頭抱え)
茫然と立ち尽くす最中、ようやく話しかけてくる人が現れた。
アイズ「ケイト…」
ケイト「あ…アイズ…」
動揺を隠せないまま、戸惑った表情を浮かべる中…
アイズ「おめでとう!」ぎゅっ!
手を取って握り締め、言われてしまった。
レフィーヤ「身体、大事にして下さいね!
食事の栄養バランスも考えて、ちゃんと3食取らないと」
応援する気満々の人達がいるうううううううう;←なおさらに言えなくなった
ティオネ「私は認めないからなああああああああああああ!!
団長との子供を産むのは私だああああああああああああ!!!!」
ティオナ「落ち着いてってば!もおっ!!;」←羽交い絞め
その二人の周囲には、たくさんの男達の死屍累々となった光景が…(ベート除く)
ティオネが…暴れてる;
ティオナ「でも子供が産まれるってそう悪いことでもないと思うよ?」
ティオネ「ああ!!!!??」←目が血走っている
ティオナ「だって…ほらティオネ、想像してみて?
ちっちゃな団長が「ティオネお姉ちゃん^^//♪」って呼んでくれるかも?」
ティオネ「はうっ!//」ずきゅーん!!
ティオネの背にハートが飛びまくっている;
ティオナ「ありゃ…予想以上の大ダメージ…;」汗&苦笑
ティオネ「ケイト、一緒に育てましょう!!//」キラキラ&ぎゅっ!←ケイトの手を両手で取って握り締める
なんでこうなった?どうしてこうなった!?;
ティオネ「名前、どうしましょう?//」うっとり
気付けばティオネは頭の中の世界へとトリップしていた。
私は一体どうすりゃいいんだよおおおおおおおおおおお;;