第100章 未来(さき)へ
ついでに
恵土の故郷の村は整備され、遊園地になっている
なお、神社と鍾乳洞と墓はそのまま手付かずになっている
咳も落ち着いて来た頃
みんなと遊びに行き、墓参りもしに行った
鍾乳洞の奥、ご神体にも行き…元々白帝のもととなった卵があった場所が空洞となっていた
それらに…恵土は懐かしむように、目を細め笑っていた
数日後…
6月20日23:30
ボーダー基地本部
沢村『警戒!ゲート発生!!』
そこに来訪したのは…二人組だった
恵土『ん?凸凹コンビか
懐かしいなあ』
黒髪の双子を相手に、弧月片手に呟いた
目を細め、心底嬉しそうに…
『赤影ですか…?』
『赤マントがありませんが』
恵土『収納してるんだよ
でないと怒られるから』
ほらっ、と右手で左肩に触れて赤マントを出す
駿『あれ任意だったんだ』へえ〜
迅『…………』
押し黙ったまま、食い入るように見ていた
林藤&風間『…迅?』
迅『ヤバいな…(攫われる』
そんな思いを尻目に、二人と手合わせをする
『お手並み拝見、失礼します!
はあっ!!』
恵土『なまってねえだろうなあ!
纏い全力解放!←凄まじい熱波が一帯を覆い尽くす
天雹霤䨩(バイパーの元ネタ)!!』
無数の雹のような弾が宙に浮かび、二人へ四方八方から襲い掛かる
がきいんっ!!
普通に吹き飛ばして回っていた
あっという間に光速で動き、一人を懐へ飛び込んで突き刺して倒し
もう一人もマントを靡かせて背後から刺される直前
敵の背後に作った自分の形と色をしたトリオンの塊と交代
透明化しながら入れ替わって移動し、突き刺された
直後、即座に背後からマントを避けるようにぶっ刺した
二人共トリオン体を解除させた後
恵土『何があった?
『助けてっ下さい!』震え
『俺達!追われて』怯え
恵土『ぴくっ)天雷!!
『違う!あれは!
『トリガーは効きません!!
恵土『わかってる!だから神の力でやって——
!!(瞠目)
(全力でやったのに…効いてない?
白帝も発動(同時起動)しての纏いを無力化するってことは…』
ゲートも発生せず突如現れた光に、問答無用で最大火力の神の力を叩き込んだ
しかし…その存在は物ともしていなかった
恵土(手応えが——全く無い!!
白帝を同時起動しても効かないってことは…
まさ、か…?)
冷や汗が頬を伝う
