第100章 未来(さき)へ
マザートリガーと母の遺志により、恵土のみ無傷で守られ続け…トリオン兵を全て撲滅し…現在に至る
生身でもそれなのに
トリオン体で使えばそりゃそうなるだろう
というものだった
光の速度で動けるのが常識の範囲内だった
元々恵土は結界、他者強化が最も得意であり
防衛向きであるとされている
気質的にも、トリオンの質的にもだ
白鳥模様を石投げで水面に描き
すっげえ…とみんなが息を飲む中
恵土「やったー!うまくいったー!!^^♪」
とジャンプし続け
頭を枝にぶつけていた
恵土「いててててて;
男の子『ははははは!^^』
女の子「大丈夫?;」
紅(くれない)という女の子だった
追いかけっこしていて
ぶっちぎるので半分半分!と叫ばれ
そうしたら置いてかれ掛けて
増幅増幅!と応援が飛び交い
うおりゃあああああ!!と土手から村の家までの道を爆走していた
15km程度離れておりトリオンを集中させれば5分でつく
恵土も出力を半分に合わせれば同年代の子達と釣り合っていた
同級生と仲が良かったが
例のストレスを掛けなければというそれで
強姦されて助けてと言われた時
父はいい人だ、お前が悪いんじゃないか、と言っていて
それも身を切られる心地で、その日は一緒に遊べず…
次の日の朝に男児は痛みのあまり泣いて謝っていた
マザートリガーを起動出来ない精神状態になった
という方が正しい
村の人達はちゃんと大好き
有吾は…
本来の母のお見合い相手であり
有吾が突っぱねたことで弟が出張り
血筋の件もあり、許されることになった
写真はあった
テレビは無い
それ以上の娯楽があった
トリオンを集中させて石を上空に持ち上げ、立体おはじきをしたり
空を飛んだり、5000kmキャッチボールなんてのもしていた
村長は
始祖神が直々に夢枕に出てきて
娘が始祖神だと伝えられ、そう呼ぶように…大事に育てるように伝えた
釘を差しに来たそう
孫同士を入れ替えようとし掛けていたのもある
村長は始祖神から直々に
恵土が、始祖神を宿せる最たる人格者、隔世遺伝たることを伝えられたことにより
直々の申し出ということもあり手も出せず、静観に努めることになっていた
恵土は当時、村長には何をやっても通じず完敗していた
歴代の中でも一番強く、善戦した相手は一人もいなかった