第100章 未来(さき)へ
馬車を強化すれば街まで数分も掛かんないぞ?
私も他者強化が得意だから出来る!車強化しようか?
城戸「やめてくれ;」
そんなこんなで…
常識が一変していき
図鑑に載っている情報に合わせて、纏いも集中も必要時にしか使わない生活になったそう
しかし使い切らなければ伸びないという方針から
必ず使い切ってから寝なさいという教えもあり…
全力で虚空へ向けて集中させて、異空間に影響を及ぼすほどのものをして…その影響を押し殺すことにより、密度を上げる訓練をしていた
大人による監修付き
なんでみんな出来ねえんだ?
と不思議でならなかったそう
そんな人達ばかりに囲まれてりゃそりゃそうか
と納得した
取り乱していれば使えなくなるのが唯一の欠点と言える
有吾「街までどれぐらい掛かるんだ?
恵土「ん?20秒もあれば着くぞ?」
城戸(単位から違う;)運転中
身に付けて当然の技能とされている(一族は全員使えた)
非戦闘員の中でもそれに適性のある人はもっと早くつけるぐらい
降る雨粒が蒸発して消えてゆくほど
凄まじいトリオンの奔流により、誰も寄せ付けなかった
纏いを使うのは当然という感覚であり、オン・オフが出来るので、使わないのを城戸から勧められ、普通にしていた
トリオンを押し殺す訓練もされており
トリオン反応を無にするのも纏いの一種とされ、一番最初に教わる技能としている
回復も早まるので、最も重要な必須技能だった
襲撃は毎日のことであり、無い方が不思議
村全体は50km四方程度で結界もその大きさ
マザートリガーに触れる頻度は相性の関係もあって、一か月に一回で済んでいた
結界頼りで、避難もしていなかったそう
恵土が気絶した後、村全体の結界が解け、代わりに村全体が天の梯子のような白い光に包まれ、村は眠りにつくように全員逝ったそう
トリオン器官も取れず、その時点で生き残っていた人達は全て守られ、遺体はどれも無傷であったという
夜中のことだったので誰も気付けず眠ったまま
そのまま逝き、痛みも無く散って行った
殺す際には痛みも無く、傷も無く、血だけが付いたと
トリオン兵の返り血は…
恵土の家族を除けば父のみ、村全員のものであった…
ネイバーに殺されるでも無く、そうしたのだと…
殺され、村として機能しなくなるまで踏み潰したのは全てネイバーだった
