• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第100章 未来(さき)へ





黒江からすれば嬉しくて仕方無かったそう
期待されたことが…

他の誰でも無い、憧れた人からのそれが——


弧月と韋駄天を使っていたのも恵土の影響が大きいのだと…


木虎へは、妙なライバル意識が芽生えているようで……

仲良くしたい木虎は半泣きでした
黒江からのつれない態度と言動に



それから後…トリオン体を解除させられ、休むことに

ずっと病床で、げほんごほん言いながら仕事をしていました
デスクワークで、ちょっとさせてもらっているらしい


長期の休みを貰うことになった

休みに専念しろだと、城戸司令曰く
と林藤支部長から伝えられ、白帝だけ持つことを許された



白帝を起動あるいは所持出来るのは…恵土と秀次のみ

原初の始祖神の魂の膜
胎盤となるものの為、制限されているらしい


伴侶となる相手のみだと



そこで…恵土は徐に昔話をし出していた



恵土「………昔の話、聞きたい?」
『?』

太刀川『急にどうした?
聞きたいけど』
恵土「いや…

今日6月20日でしょ?
いっぱい付きっ切りで世話になったし
せめて礼にでもなればと」
駿『聞きたい!聞かせて!!』ずいっ!!
ベッド際に正座状態で座り込む駿に
周囲は皆頷いた


恵土「う〜ん…←顎に手を当てて考え込む
じゃあ……

村の話からするか」
その言葉に頷く皆

それを見てから恵土は語り出した


恵土「1000年前…
ご先祖となる方がネイバーに攫われた、ネイバーフッドへ

トリオンを固めて神の力を再現できないか
始祖神という伝説上の力を発揮させたり宿らせることは出来ないか

その為の実験として薬物投与がされた
人体実験として…」

遊真『どんな薬なの?』挙手

恵土「意図的にトリオンを暴走させて、トリオン器官もトリオン脳も耐え切れないほどの回復負荷を掛ける
一時的な増大により、肉体は耐え切れずに崩れるか精神崩壊するかのどちらかしか無く、自国の星でトリオン能力が高いものの方が生存力が高かったから、他の国から攫う手法を取られたらしい

あと…あまりに高くなり過ぎると、感情の増幅に応じて増減するとわかった
怒れば増し、恐怖に縮こまればガクンと減る

あくまでこちらレベルのトリオン量の場合で、だがな」

『なるほど…』

恵土「で…たまたま生き残ったご先祖さんが、私が産まれた分家の祖先だった」


/ 6407ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp