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Unlimited【ダンまち】

第99章 瘀血(おけつ)





小南『それにしても今日一日だけで何回ゴキブリ聞くのよ
進が見たら絶対笑ってるわよ(溜息、顰めっ面)
迅『ははは!確かに^^』

とある昔のある日
恵土『ぎょぎぶりいいいいいいい!!』半泣きダッシュ(真っ青)
進『はははははははは!!^^』腹抱えて笑う(あまりの必死さが可笑しい)
戦闘中とのギャップが特に

恵土が頭を抱えて必死に武器を探し全力で潰している様子を見た進は、只管原を抱えて笑っていた


その後…

恵土は特に問題も無く
無事、安静に出来たそう

ただ…夜風で身体が冷えてないか心配なので、適度に温めつつ見守っていたらしい
風間と秀次が


敵の凶悪過ぎる罠は
後々解析に回されることになったが…

再現はほぼ不可能とされるほどの複雑難解な構造だった


特に…
トリオン器官を取り出す罠は凶悪で…
最もトリオンも使用量も高いこともわかるほどのものだった


迅『木虎以外じゃここまでうまくいかなかった

木虎だから意識をここまで留められた
木虎が太刀川を倒すのを見るまで死んで堪るか!だもんな、ふふっ^^

罠の一斉起爆なんて未来もあったし
病院を丸ごと吹き飛ばすなんて未来も
市民がバッタバッタ死んでゆく未来もあった
ボーダーが半壊して大変なことになる未来も……

恵土先輩を…どうしてでも、殺したいのかな』泣きそうな声
震えながら、頭を抑える迅

駿『いや!え!?
死なないよね!!?
恵土先輩死なないよね!!!?
迅『駿は…死んで欲しくないよな?
駿『当たり前じゃんか!!
そんなのやだよ!!絶対やだよっ!』涙

迅『俺もだよ…(震え)
っ……

ごめん…
少し休んでくる
(ふらふら)

少しだけ』
ばたん
背を向けたまま戸を閉じる

『ヤバい…
迅が限界だ!!』

と皆が皆真っ青になっていた


トリオン器官を取り出されたことで
恵土は少し衰弱しているけれど大丈夫
という段階だった

ただ…大丈夫というだけで
決して死なない訳では無かった

全部が同時に立て続けに雪崩式に起こって戦えなくなって、血みどろになる未来(世界)もあった

それを見ていたからこそ…
迅の余裕が無くなっていった


迅『ここまで立て続けだと…くるなあ、やっぱり

最上さん……
ごめん…』
人のいない場で…
階段の中腹で一人、音も立てず泣いていた

誰も来ない未来(こと)を見越して


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