第98章 天泣(てんきゅう)
授業参観について…
遊真「ふむ…
俺も来てもらってもいい?」挙手
恵土「勿論!
弟のようなものだしな^^」にししっ
遊真「なるほど…姉ちゃんって呼んだ方がいい?」
恵土「ん?
名前呼びでいいよ!
こっちだって名前で呼んでんだからさ」
遊真「そっか…
ふむ
(にこ)
恵土ありがとう」
恵土「ああ!^^」にっこり
いつでもいいぞ!
楽しみだな^^
と笑っていた
勝手に親近感が湧いていた
遊真「その為にも長生きしてもらわないとな
恵土「ああ
気を付けねえとな」
緑川『ねえ…本当に大丈夫?
治ったの?』
ふら
バタン
電池が切れたように倒れ伏した
シェパードのは大丈夫なのか!!?
と詰め寄ったが…
細胞一つ一つを削りで貰って
一人につき細胞2つ程度削りで渡した感覚に近いらしく
全く問題も無いという話だった
それに安堵のあまり
良かったああああ!と膝から崩れ落ちていた
俺達も同じようにするか?という話だったが…
即座に恵土から断固として拒否されてしまった
第一次大規模侵攻
秀次の姉が死んで…
3日間仏壇の前から動かず、飲まず食わずのまま微動だにせずにいた
秀次から一目惚れで連れてこられた
長い時間の末できた家族だった
葬式の日
何と戦ってきたか、何に狙われているかを知った
が…
姉ちゃんのせいじゃない!!
と憤慨した
あいつの言う通り…ずっとネイバーフッドに行かないで、閉じ籠もってた方が良かったのかな……
弱々しい声で、小さく、掠れるような音で、聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟かれた
少しでも同じ想いをする人を減らしたかった
子を減らしたかった
それが……逆の結果に繋がってしまった
死ぬほど心身共に堪えていて
当時は出ることすらも出来なかったそう
その第一次大規模侵攻にて
0.9から0.7まで下がり…
恵土が着いた時点で…死後数時間は経過していた
今回のオペレーターへの蘇生にて
死後すぐであればどうにかなるとわかった
が……少し(0.1)だけ落ちた
そして…癌と半グロ消滅に際して、無理をして…0.4まで落ち込んだそう
その後…秀次からのビンタにより立ち直っていた
死ぬな!!と咽び泣きながらの
あんたまで喪ったら…俺はどうしたらいいんだ!!
涙ながらの叫びに、左頬へ走る痛みよりも流されていた