第97章 神無(しんむ)
媚薬
筋弛緩剤
首を振る以外出来なかった
決して引き千切れない
かなりの強度だった
麻酔で寝た象を固定する類のものだったそうで…
目の上に布を被せられたままされていた
別の場所でも似たようなもので
依存性の無い麻薬を用いられていた
皆が皆、各々4組全員で助けていた
首を振ったことで布がズレた時
顔を見られたくない
困る困る
と被せ直された
しのぶが布を外して顔を覗き込んだ時も
目は開いていてもすっかり生気も魂も抜け落ちたような表情で…
とてもではないが正気とは言えない状態だった
そして…残した言葉を受け、堪忍袋の緒も袋も爆発四散したと……
三日三晩高熱で苦しんだ
たまたま連休中だったこともあり、付きっきりでいられたのだが…一向に引かず大層苦しんだとのこと
実在化、削り関連の苦しみも知っており
驚嘆に値する、と皆からは評されている
大層心配されていたようで…見舞いに行きたいが差入れだけに留めていた
悪夢で飛び起き、時折うめき声を上げ、ずっとずっと苦しそうにしていた
買い物へ行く訳にもいかず
業務中にどうこうなるのも…
ということで、拉致監禁事件から1週間後に復帰できるまで休むことになった
傷病手当というもの、後は慰謝料も踏まえてのことだ
動きたくても動けず、尿道カテーテルで尿を取ろうにも機械姦の時のフラッシュバックで泣き叫び絶叫しながら慟哭と共に頭を何度も振って嫌がり
買い物も結局、必要分のみ隣の人達に事情を話し行ってもらっていた
オムツもせず
支えがあれば行ける
行けなくても引きずってでも行こうとする
ので、付きっきりの監視状態にならざるを得なかった
結局…
前科もあるので
と問答無用で1週間付きっきりで見張り兼リハビリも徹底看護で過ごすこととなった
恵土「私的にはご褒美だけど…しのぶの自由が;」申し訳ない
しのぶ「黙って休め」ごごごごご!憤怒睨視
恵土「ごめんなさい」しゅんっ
しょげ倒す恵土の頭を撫で倒し
食べたいものをなんでも言っていいと伝えた
すると…
恵土「しのぶの唇!」ぱあっ!キラキラキラキラ
しのぶ「…;(たらーり)
食べれませんよ?;
恵土「ちゅーしたい!//」にこにこ
しのぶ「………;
はあっ;
食べ物で言って下さい
恵土「しのぶも食べれるもの!食べたいの」はーい!微笑挙手
