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Unlimited【ダンまち】

第97章 神無(しんむ)





現人神
人であると同時に神でもある
それがケイトだ

個別で支払う形式にした場合
アリアがアイズの代理で支払った時と同様に、何度生まれ変わっても寿命と自我と記憶は減ったまま戻らなくなる
0になった場合、何度生まれ変わっても、生まれた瞬間に消える存在となる
以前記したように——

5422,5995ページ参照
5176,5222,5497〜5499,5859,6109ページ参照


歪みを齎した(罪を犯した)分
各々削られることとなる

削ったものは二度と戻らない
だから再生出来る原初の始祖神が、全ての分を代理で支払っている
だからこそ、母体と表現されている


それを押し付けだと言うのなら…
対価を支払う価値の無いものと処理するのであれば…
それ相応の報いを受けるのが当然のこと

報いを受けろ——1兆5000億年…母体へ、どうしてきたかの


個別への補填式に変えた場合…
必ず生まれた瞬間に絶命して消える存在が生まれる

その為、ケイト自身が決めた
原初の始祖神達が…自分で選び決めたことだから

それを当然と割り切り、全て無視して自分に都合良くだけ考えて、何もしないで報いず他人事のように笑うか…

はたまた……大事にし合えたらと思うか

押し付けと認識し
生まれた瞬間に絶命し消える存在になるのが嫌だと痛めてくれる心を、迷惑と捉えるか
お返しを考えるのも何かするのも面倒だし嫌だと捉えるか

だとするなら…ケイトはどうなる?
初代は…原初の始祖神達はどうなる?


これは…その本質を測る為、どちらなのかを見定める為に
現人神としてでも転生することが必要不可欠だったから起こった出来事だ


ケイト(1兆5000億年…
そこから更に縮む…

そしたら…みんなから忘れられるのかな)


ぎゅう
首の後ろに腕を回し顔を胸に押し付ける


ぼろぼろ


フィン「!!(ぎょっ!)

…け、けい…と?」おろ

ケイト「こわい…
ごめん……

………こわい」
ぽつり

ぼろぼろと咽び泣きながら嗚咽と共に弱音を零した


ずっとずっと抱えてきた
抱え込んで生きてきた

大丈夫だと言い聞かせてここまで来た


しかし…現実が見えてきて、それが近付くに連れて…呼応するかのように、目の前のことの恐怖に身を駆られているように感じた

ケイトは…本当は怖くて堪らないのに、皆を気遣うから


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