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Unlimited【ダンまち】

第97章 神無(しんむ)





エル『罪から言われたことって全部本当なのですか!!?』

ケイト『ああ…
全部、本当のことだ』

エル『…そんなっ』涙震え

加勢する為に僕等の後で駆け付けたエルだったが
ケイトからの返答に、言葉を詰まらせた


ケイト『大丈夫だ
今感じている想いも
私が消えれば、全部綺麗さっぱり消えてなくなる

←微笑し、困ったような顔で笑い掛ける


それも知った上で…
覚悟の上で——この世に来たんだから

その為に生まれて来たんだから』

真剣な表情で、罪を見据え向き直る


だっ!

ケイト『知ってたんだ
でも…言えなかった

ごめんな……)

必ず守る!!』

そう再度ぶつかり合う瞬間
武彦が割って入り、時を止めた後

先程述べられた情報を恙無く教えてくれた


ケイト『待てよ
時間停止をしてる間に仕留めればいいんじゃないか?』
はたと気付いたが

武彦『それでは復活し兼ねないので駄目です
正面から倒さなければ、罪は自らも罪と認められないままです
負けを認めない場合、また再度生まれて来てしまう…

貴方を、全てを消して殺した癌が、それを幇助した半グロが
罰を受ける前に自ら消えて、再度生まれて来た時のように……』
却下された


皆『なるほど』

ケイト『わかった…
お前に任せる!』真剣
すっ

ケイトは皆と視線も合わせないまま皆でフロー・ブラストを瞬時に行い
武彦へ伸ばした左手に全てを込め、譲渡する為に、託す為に差し出した


武彦『……
ありがとうございます』

袖先を宙に浮かせ、その手を右手で取った

どちらも真剣な表情で、信じ合ってのものだった


武彦が突然変異で生まれて来て警戒された理由…
それは…属性が同じことが起因していた

転生体の疑いも有ったが、白では無く罪も宿していないので瞬時に疑いは晴れた


だが…それのせいで、こちらは辛酸を舐めさせられ続けてきた事実は揺るがない


何度も死んだ

何度も
何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も——!!(ぎぎぎぎっ!!)←強く拳を握り締める

数多の人々が、命が…原初の始祖神まで死に掛けた!!


武彦『…貴方に許されるのは……
死、だけだ!』睨視

次の瞬間、光が爆ぜ、跡形も無く武彦の右拳と共に消し飛んだ


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