第96章 神年(しんねん)
段々と欠片も動けなくなった
そう原初の始祖神は言っていた
4594,4597ページ参照
しかしそれは違っていた…
深淵を身に付けた際(5793ページ参照)
言われていた
原初の始祖神初代『実在化を放棄することは出来る
その末に、こうなった
二度と動けない、目覚めない体に——
深淵の力が実在化で、それを放棄するということは
全ての自由と時間を対価にした深淵を、放棄することとなる
すなわち、契約違反
その対価として、二度と動けない、目覚めない状態となり、対価を払い終えるまでそれが永遠に続くの
死の際に、ようやっと解放される
その代わりに実在化の力は∞倍に強くなる
その副次効果として…欠片も動けなくなる
あの時(4598ページ参照)あなたが動けたのは…私が何かしたからじゃない、力を貸したからでもない
あなたがまだ、深淵も無いまま削りで実在化を頑張ってて、実在化を放棄していないからなの
だが…それでも……いつかは、また…必要となる時が来る
10万年前…主犯格の癌のせいで900垓人が身投げして…それを少しでも食い止めたくて、減らしたくて…実在化を放棄した時のように——
それによって実在化の力が∞倍になっても…
それでも3000年前、身投げは求められた
2800年前——あなたが生まれて来てくれたから…私は助かったのよ(哀しそうに目を細め微笑み掛ける)
みんなも…ね?^^
もし…もしも……
本当にもう、限界だ〜!!って時に
放棄出来るようにしておくから…
その時は……遠慮なく使ってね?
辛い現実ばかりなのが実情だと、知っているから』
魂の中で、誰にも聞こえないように話し合っていた
ケイト『ありがとう…(微笑)
その御心遣いだけで嬉しいよ^^』
初代『ごめんね…損な役割ばかり回らせてしまって』
ケイト『それが報いなんだろ?^^
もう諦めてる(自嘲)
気にすんな(微笑)
みんなからのお返しは
それだけだって十分よく分かってる
仇返し大っ!好き!で楽しいもんなあ^^』
仇返し=癌一同と半グロ
ケイト『幸せいっ!!ぱい!!だもんなあ〜^^』
初代『そう思わないとやってられないのが実情なのよね…』遠い目
ケイト『ほんとほんと(腕組みし瞑目し大きく頷く)
……ありがとな^^』
最後に笑って抱き締め合った