第17章 雨
ティオナ「多分街の人達はさ、見る目がなかったんだよ!
それで抱かされた気持ちばっかり重要視して、その行動の意図や経緯を読み取ろうとしなかった!
それだけなんだよ!
それでケイトは苦しんできたんだろうけどさ、だからこそ余計に人ばかり大事にするようになったんだろうけれど、それじゃダメだよ!
ケイトのことも大事にしなくっちゃ!^^」
ケイト「!!!?
世界が崩壊するうううう」おろおろ
ティオナ「そんなことないからね!?もぉーっ!^^;
(環境故のことかな?
楽しそうに過ごしているだけで、あんな仕打ち(育ての家族皆殺し)を受けたんだから…無理もないんだろうけれど)
ケイトの知る世界は街だけでしょ?本当はもっともっと広いんだから!
それに囚われないでさ!楽しもうよ!^^」
ケイト「でも…何を、やったらいいか」
ティオナ「とりあえずさ…自分のやりたいこと、やってみよ?」
ケイト「んう…じゃあ…そのっ…もうちょっとだけ…」
ティオナ「ん?」
ケイト「もうちょっとだけ、このままでいてもらっても…いい?
離れたく、ない」ぽつり
ティオナ「うん!そういうことなら大歓迎!^^」
ケイト「…ありがとう^^」
アイズ「私も、こうしてる」ぎゅう
ケイト「ありがとう^^」
後ろから強く抱き締められた折、またありがとうって言った。
ティオナ「もぉー!いちいち気にし過ぎ!
何回も何回も言わなくっていいから!」
ケイト「私は言いたい!だから言う!」
ティオナ「そこ言われたら反論できないよ、もぉー!;」
『あっはっはっ!』
レフィーヤ「わ、私も!寒いのなら付き合います!」だきっ!←ケイトの左側から抱き着き
ティオネ「仕方ないわね(だきっ!)←右側から抱き着き
気が済むまで抱き締め合った後は下着屋へ直行よ!?」
四人『おー!!』拳掲げる
ケイト「お?;おー!!」拳掲げる
『ぷっ』
レフィーヤ「ふふふっ^^」
ティオナ「あっはっはっ!ケイト遅ーい!^^」けらけら
ケイト「え!?あ?ごめん!?」おろおろ←申し訳なさそう
ティオナ「違う違う!謝らなくていい!というか謝る所じゃない!
そこはね…一緒に笑って楽しむ所!」ビシッ!
ケイト「え?…えっと?」おろ
よし!
笑えないんなら笑わせよう!!(にや&キラーン!)