第17章 雨
ティオナ「もぉー!またそうやって嘘つく!」
ケイト「い!?;」びくっ!!
ティオナ「自分に言い聞かせてるじゃん!(ぷんぷん)
こうなったら、抱き締めの刑だあー!!」←正面からケイトの顔を自身の胸に押し付ける
ケイト「むぎゃっ!
!!な、なんかごめんなさい!」がたがた
ティオナ「違う違う、やりたくてやってるだけだから!
私ね、ケイトのこと、大好きだよ!^^//」にこにこ
ケイト「!!(うるっ)
…あ//…あり、がとう//」
ティオナ「だからこうするのは当たり前!
うりゃりゃー!^^」ぎゅうぎゅうすりすり
ケイト「…あったかい//」ぽつり
正面から私はケイトを何度も抱き締めて頬ずりをした。
その時、出会ってから初めて…嬉しそうに、赤らめながら目を細めて笑った。
ティオナ「あっはっはっ!」
ケイト「?」
ティオナ「今、初めて笑ったね!^^//」
ケイト「!!
笑っ…てた?(さあっ!)
…いけない…ことじゃ」真っ青&がたがた&たじっ
ティオナ「そんなことないよ!」
ケイト「!え?」
ティオナ「楽しい時や嬉しい時はね、たっくさん笑っていいんだよ!^^
私ね…ケイトが笑えるようになって、とっても嬉しい^^
皆きっと同じこと思うよ!
だからね、不安そうな顔になるのはおかと違い!」
ティオネ「それを言うならお門違いでしょ?」
ティオナ「あっはっはっ!細かいことはいいっこなし!」
ティオネ「意味が伝わらないじゃない」溜息
ティオナ「今度から気を付けるよ♪」にこにこ
ケイト「…そっか…ありがとう^^」うるっ
ティオナ「うん!だからぎゅーっ!!^^」にこにこ
アイズ「ケイト!」
ケイト「ん?」
アイズ「…」両腕広げ
おいでと言いたげな眼差しでケイトを見つめていた。
それにケイトが気を使ってか歩み寄ろうとした瞬間
ティオナ「ダメー!今私の独占タイム中ー!><」ぎゅううう&すりすり
アイズ「!!;」ガーン!!
自分側に引っ張ってアイズに背を向けた。
私が、助けたいからやり始めたわけだし。