第94章 創傷(そうしょう)
原初の滅神
下請け
光寿(みつひさ)
天雷で落ちた雷が刀となりて宿りし者←5836ページ参照
雷刀(らいとう)となりて、すぐ近くで護衛に専念している
名付けた際…
ケイト「雷にも
光が鳴る間という寿命がある
限りがある
それを縮めたり終わらせたり
物を壊したり命を殺したり…
好きにする
勝手で終わらせる
その愚か者を討つ為に遣わされた者(もの)だから…
それ以外で使うつもりは無い
それを、遣わされて目の前に現れた時のことを…忘れない為に、名を付けた
光寿(みつひさ)と――
限りがあるから…全てがそうだから、好きにしちゃいけない(涙を流す)
決めるのは…本人、各々であるべきことだから
そんな当たり前のことも忘れて
背負うこともせず
笑って、我が物顔で犯し、殺す者等が居る
だから――止める!
好きにさせない!
自分がされたら嫌なのに
される訳が無いと高を括って笑う、好きにする馬鹿を
死んでも許す気は無い――」真剣
雷神
神の化身であり
刀へと身を変えて宿っていた
原初の廃棄神
廃棄神の中でも、原初の始祖神と相性が最も良い
火の本質に水の心を持つ方
手術とかが出来る唯一の存在(魂)なので、欠けたら困る
ベリアルと恋仲だったりする
実は天道あかね
ベリアルは早乙女乱馬だったりする……
『まじで?』ぽかーん、たらーり
あまりの驚愕に硬直していた
ほんと
無言で頷かれた
ケイト「ってことはデマオンは響良牙か!!?」←5764ページ参照
ピンポーン♪
『マジ!!?;』
手術内容について
具体的に言うと…
補修、回復でも不可能である傷
不浄の浄化に最も秀でている為
消毒やら、染み付いた闇やこびり付いた煙の除去やらに始まり
内臓の奥深くから細胞の一つ一つ、原子に渡るまで手術可能という…
他の魂では出来ない凄い人
原初の廃棄神
の管轄する星に行ってもなお
浄化し切れなかったので
今回は事後についての保護という形で
お世話になります
とのことで、頭を下げに来てくれた
専属医という立場になりそうだ…
麗華(あかね)「お世話になります」ぺこり
ケイト「こちらこそお世話になります
ありがとう
わざわざ来てくれて
助かるよ」
麗華「いえ…
こちらこそ」にこ
手術は2分で終わり、フィンのみ回復の為に同行を許されていた
