第94章 創傷(そうしょう)
せめて…流されないようにしような?
色んな人の目線に立って、考えたり、寄り添えるようにしような?
ごめんな、こんな月並みな言葉しか出なくってさ;(たらたら滝汗)
『大丈夫
全然大丈夫』
フィン「それも含めて免疫だと
それを鍛える為だとも言われているね」
神の因子を与えられて守護されている間に身に付けろと
そう補足する中
いや、その直前の言葉を述べた瞬間
パチパチパチパチ(拍手喝采)
世界中(無数に存在する)の神々や天使や精霊達から無数の拍手が送られた
本当にどれだけ苦労を強いられたことか…
と、しみじみ瞑目し遠い目をする様子が浮かんできた
脳内に伝わってきたと言う方が正しそうだ
間違いを
非を認めない
その心の化身
犯罪そのものの化身と
そう改めて認識し直された
ケイト「ありがとう…
本当に…ありがとう
何度言っても足りないよ
大好き^^
フィン「私はそれ以上に大好きだよ?^^
『…』
ケイト「やるか!」さっ!ファイティングポーズ
フィン「終わらない戦いだね!」さっ!ファイティングポーズ
ケイト「永遠に譲れません!!」きっぱり!むすーっ!!
フィン「ふふっ^^
こちらもだ!」くすくす
大好き――
愛しい存在へ向けて、どちらとも無く満面の笑みを向け合っていた
大好きで堪らない想いが…溢れては止まらなかった
もっと自由になって…
笑って、幸せに生きて――
その想いは、初代も、ケイト(二代目)も、どちらも抱く…大事な共通点だった
『人を見る心』
配慮
それが化身、神を司る者達の根幹――
「人を見ない心」
依存症
それが堕落、罪を司る者達の根幹――
そう、世界中、全体へ向けて、発信された
未来へ、向かって―――
心を強く持って――(当時のしのぶの声(祈り、願い))
ケイト「ぐっ!!)←掌を見つめ、拳を握り締める
…わかった」
すっ
顔を上げ、真剣な表情で向き合われた
実際にゴキブリに遭遇すると…
か
すぱあんっ!!
かさという音が聞こえる前にティッシュボックスで仕留めていた
ケイト「ゴキ!即!斬!」きりっ!
ぶほおあっ!!
テロップ『本人は至って真剣です(爆)』大爆笑&文字ごと全体震え
斎藤一が居たら
悪即斬で斬り掛かられていること間違い無しの光景であった…;(遠い目&たらーり)