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Unlimited【ダンまち】

第93章 深淵(しんえん)





ネットも繋がるので在宅ワーク可能なのだが…

一切働かず、一人暮らし世帯同士で手を組み合い
結婚しているのに事実婚で済ませ、金を共同して使い込む等々…


それらに伴い…
画期的な生活術として話題沸騰

それに伴う迷宮土地の値段高騰、地上げ屋の襲来
冒険者の生計への影響(怪物の数減少)、それに伴う憤慨及び襲撃

セーフティエリアが元からある場では商売敵であることも踏まえ
目の敵にされ、アイテムで寝てる間に吊り出し暗殺を
なんてことにもなり兼ねない有り様で……


ケイト「どうしよう…;」遠い目

フィン「まあ自販機設置と管理人としての役割として新たに注意喚起と法整備をしよう
今出来ることからしないとね?
そう悪いことばかりでも無いのだし…

それ以前ではずっと休み無しで戦い続けることだってあったんだ
恵まれているよ」

ケイト「うん…ありがとう」

フィン「更に言うと…
冒険者達が提携して築いた街で売られてあるものの方が安上がりだし…
売り上げとしてはトントン、いい勝負だと統計も取られている
そこも併せて伝えよう

あと…土地の値段高騰を抑えるに当たって、売った上での管理委託費ということで支援金を与えよう
それは後々終わるし、そこまで手痛い出費じゃない

購入者には…100m一帯という土地を購入した訳だし
その中で異空間テントを売り出して、設置代も頂けるようにして貰おう
まあ一泊数百ヴァリス(数千円)かな?代わりに自販機の飲食をタダにした上で、弁当も数日分購入可能にしよう
そしていざという時は守り合う構図で…早い話が護衛代かな?
予約客には一割引きにする等して…
その辺りのルールブックも必要になるかな?

いつでも物資を得られるというのも強みの一つだ
緊急事態は迷宮には付き物だからね、どうあっても避けられないし」

怪物に襲われはしない、囲まれもしないものの
恐ろしいと言う人が多くいた、主に戦えない人からして…

あくまで機能付きであって薬程の強い効力は無いとされている


後に…迷宮ニートは、迷宮自販機管理人と名を改められることとなった――



時を同じくして…

シズク「ふふふっ
これ見たら驚くかなあ?
完成まで後少し!」

白の国では…たくさん置いていった力を用いて、何かを作られていた


そしてそれが…ケイトの今後の未来を決定付けることとなった


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