第92章 新たな神武(しんぶ)
リューとアスフィとブランシェとノアールとフィアナは、どう記憶を取り戻させるか、自我をどう馴染ませるかに話の焦点を合わせ、熱弁し合っていた
アイズは話に付いて行くのでやっと
ケイト『寿命は体のは戻す気は無い
ケジメ、戒めとして遺しておきたい
未熟だった頃、削らせてしまっただろ?』ずうううん
初代&原初の神々一同(今代)『他の人に比べたら些細にも些細、無いも同然なんだけど』じと目
ケイト『その負荷を!!
100点満点中マイナス500!!
マイナス∞にしたかったんだよおおおおお!!』
『無茶言うな…・・』目が点
ケイト『だってだってこっちは負担掛けてる立場で
初代『やかましい!!』べちーんっ!!←頬はたかれる
ケイト『へぶうっ!!』ばたーんっ!!←尻餅をつく
いちちちっ
と左頬を左手で擦るケイトに、今度は優しくそっと手で触れて言い放つ
初代『あなたが居てくれたから、今の私が在るの
だから――
ありがとう←微笑し、温かな愛しいという眼で優しく見つめる
^^
大好きよ
その想いが大事なの
大事にしてくれる人を思い遣り、見て、感じて、大事にしようとしてくれる、懸命に動いてくれる
その心遣いが、行動が、重みとなるの…勿論、責任もね?^^
だから…もっと自分を誇りに思って』
ケイト『っ』ぽろぽろ
初代『大事にして』
ケイト『~~~』ぼろぼろ歯噛み
初代『掛け替えの無い、唯一で…大事なものなんだから……ね?』
ケイト『…だったら…』わなわな震え
初代『?』
ケイト『だったら――!!
(きっ!!)←初代を睨み据える
その一人を!!
お前を…!!
全部、削ってんじゃねーよ!!
一人でやるなよ
抱え込むなよ!
大事なのは…大事なのは――(ぐっ!!)←息を呑み
お前の方だああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(瞑目)←涙ながらに天を仰いで叫ぶ
全部…ひとりで…背負ってんじゃ…ねえよ……(ぽとっ、ぽととっ)←俯き、床に目を向け拳を握り締める
一人で全部やるなんてずるいよ!!←声震え泣きじゃくり
このっ!!←顔を上げて再び初代を睨み
子不孝者おおおおおおおおおおおお!!!←瞑目し慟哭と共に叫ぶ
そんな風に大事になんかされても嬉しくないんだよおおおおおお←滂沱
うわああああああああああああああああああ;;』号泣
