第92章 新たな神武(しんぶ)
だから――大丈夫だよ^^//』
ルシファー『あ…
ああっ(目を震わせ、大きく瞠目する)
(そうか…
初代が言っていた意味は…
理由は…‥
信じてと…
貴方も、色んな過ちを通って、ここに在るのだからと
だから…‥だからっ)←涙が目尻を超え、溢れ出す
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』
滂沱の涙と叫びを上げた
痛切なほどに痛みを伴う叫びは
喉を震わせ、耳朶を打ち、猛烈な重みと成って、
胸の奥に、深く、重く、圧し掛かっていた―――
愛していると―――信じていると――――その想いが故の事象なのだと、ようやく…理解した…と同時に、涙した
せずにはいられなかった
その想いを知るからこそ、
現実というものと、理想の狭間の、大きな差を、遥か遠き先であろうとも構わないと、願える心を、想いを、愛情を…
知ったから―――
今――2代目の口から、知ったから―――
初代も、2代目も…想い(中身、本質)は同じなのだと―――――
全てが――歴史の証…(1461,5539ページ参照)
だから…人類であっても、何であっても、変わらない
大事なものなのだと―――
今が在る、生き証人なのだと―――
今在る全てがそうなのだと――――
ルシファーはなおも地面に突っ伏し、慟哭が爆ぜた
何をされようと、どうされようと、どんな扱いを受けようと…
初代の願いの邪魔になるならと、その為に…押し殺し続けてきたのだと……
それが限界を迎えて、涙を流し、吐露したのだと
しかし…それを食い止めてくれたのは……
初代への『想い(愛する心、願い)』だった―――――
ルシファー『出来るなら一緒に、と願ってくれた)
私も‥……いいのか?
貴方の教えを――考えを、願いを…掛け違えてしまった
履き違えてしまった
そんな私でも…受け入れてくれますか?』震
ケイト/初代『当たり前だろ/当たり前でしょう』
ルシファー『ひっくっ、うぅぅぅっ』首を垂れる
ケイト『そんなつもりが無かったのはわかってる』
初代『十分罰は受けたもの』
ケイト&初代『ねー?^^♪』見つめ合って首を傾げ合う
ルシファー『初代様あああああああああああっ
2代目様ああああああああああああああああああっっっっっっ』
2人にしがみ付いて咽び泣く