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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





戦闘に関しては…
妊娠中であることから、控えめ程度ではあるが激戦だったとだけ述べておく


昔を思い出して色々と語り合う中…

フレイヤが静かに寄り添っていた……



『剪定』とは、不要な部分を切り取って整えることで生育を促し、美しい姿に仕上げる作業

不要な部分とは…
癌腫瘍という、罪そのものであり、自分は悪くないという願いそのもの


フィンクス『自分の責任を自分で取らない人だ
小難しく考える必要は無い

人に全て負わせて、少しでも軽減させよう等と考える間等無い
配慮も無い、抱くことすら無い…疑問すらも……自らが罪に問われない理由も………

その在り方こそが癌であり…全ての癌の根源なんだ


卑怯者
堕落
破綻者
信頼に対する仇返し
犯罪を犯罪とも思わぬ畜生にすら劣る外道

覚えておくのはそれだけでいい』


侑子『責任を取らず、責任から逃げる

凝り固まった正当化とは…
罪を己を除く全てに植え付けることで、着せることで、皆もやっているのだから「自分はおかしくない、悪くない」
そう思わせる為の願いから始まったことなの


自分の意志で目を背けて逃げ回っているだけ
それで無かったことにはならないのに、無かったことと思いたいだけ
都合の悪いことから逃げ回ることしか出来ない人なのよ
癌は

そうやってなっていくのだから』

4717,4724ページ参照


逃げ
4569ページ参照

侑子がそう言った理由は、そこにある


自分の問題ごとに全体を巻き込む奴な
4572ページ参照

フィンクスがそう言った理由も…‥


ケイト「あれ?
待って?

原初の滅神の次世代が生まれたの
7000億年前だと整合性取れなくない?
7500億年毎に生まれるんじゃないの?」

4706ページ参照


フィンクス「7000億年前で合っている
ただ……」

白の国『うん…………』

シズク「原初の始祖神の生まれ変わりがいないから…

荒れたんだよ」
フィンクス「一生独身だったしな」

それだけ時間を要してしまったらしい


500億年もの歳月が必要となったと…………


ケイト「待って、私なんとか生まれ変わること出来ん?
分体だけでも」
白の国『駄目』異口同音にバッサリ

フラン「規則で決まってる」
シズク「と言うか無理、魂の原理的に」

ケイト「そっかあ…」がっくり項垂れる


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