第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
幸福度
-1万
『!!!!?;』
スタッフ「それまでの過去に負った分が酷過ぎたのかと…;」
『なるほど』納得し頷く
ケイト「早いよ!;呑み込みが」
配偶者の死で-10(ストレス値100)として計算した結果らしい…
毎日に渡る虐待やらいじめやら迫害と、凄惨極まる酷い目に遭い続けてきたからか……(睨視)←やってきた者達(地獄に居る)を睨み据える、ケイトを除いた皆
カルマ値(善行が多いとプラス、悪行が多いとマイナス)
2000万
リヴェリア「あれで2000万か…」顎に手を当て考え込む
ガレス「ちと低くないか?」じと目
スタッフ「そういう規定ですので;」
『ふむ』
ケイト「高過ぎるよ!!!!;」
『低い!!!!』
ケイト「ええ!!?;」ガーン!!
一つの些細な幸せを世界全体人数に与えることを10として加算方式で定められるらしい
にしても
『低い』
ケイト「高いと思うよ!!?;」
『全ての実在化を今も身を削ってし続けていることを自覚して欲しい』と切に願った――(じと目)←全員一丸となって向ける
魔力値(質のみ差す)
1億2000万
スタッフ「そこは知っての通りかと」
『確かに』頷く←ケイトも
『幸福度、カルマ値、魔力値』――その3つの指標は、末永く遺ってゆくこととなる
『幸福度』は今ある幸せの現状と何が原因で下がったかを、
『カルマ値』は魂の階層がどう変動するかを、
『魔力値』は魔力集中による身体強化における強化度合いを知る為に、
といった計らいとなっている――
これもまた義務化され、永代に渡り遺り続けてゆく習慣、文明となる―――
そして――あっという間に『天へ贈る灯篭(5319ページ参照)』が完成してゆくことになる
のだが…あまりにも休みが無く休み返上で頑張り続けていることから、暇を与えることになった
ケイト「え!?;休日!!?;」
フィン「ずっと働き詰めだろう?
だから休んでくれ
ケイト「じゃあフィンも
フィン「僕等は別で取るから
たまにはいいだろう?」微笑
ケイト「真剣な表情で瞑目)………
わかった…←目を開け
じゃあ、妊婦でも出来るバンジーを!!!(ぐっ!!)←拳握る
(がっくぅっ!!!)←皆コケる
空中都市の屋上から海底まで真っ逆様!!&ジャンプ!!!!」キラキラ
『やめんか!!!!』ごすぅんっ!!!!
