第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
『俺達の…勝利だああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!^^』拳を掲げる
『わあああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!』拳を掲げ合う
『あの時の光景(5276ページ参照)』は―――人類の『比類なき功績』として遺されてゆく―『一枚の絵画(題名:勝利)』と共に――
『神話』…
それは『伝説』となり、現実味を薄れさせてゆく――
しかし……それは紛うことなき現実であり、人類達によって、今ある全てによって、生きとし生けるもの全ての手によって掴んだ、『比類なき勝利(未来)』であった―――
これは―――『全ての人々』が、『未来』を――『自由』を――『幸せ』を―――『全てを、勝ち取る物語』―――――
『愛する者』が―『愛する者』を、『愛し合い』…『幸せ』へと至る、『最高の未来への物語』―――
夢物語とされる理由もまたそこに在る訳だが…同様に……
『生き証人』の手によって証明され、築いた物語、その『基盤』を、大事に守られ続けてゆくこととなる――
『生きた証』として――『大事な一部(本人そのもの)』として―――
『今ある全て』は――『形見』なのだから――――『大事な人達の遺した』『大事なもの』なのだから――――――
そう遺され続けてゆくこととなる―――
『神聖たる導き』――そう呼ばれた『根源』は、『そこ』に在る←5300ページ参照
『創世神教』――
その『教え』は――基盤となる『信条』は―『今ある全てを大事にすること』
発足日は『7月9日』とされ、『人類が栄光(勝利、未来、自由)を掴んだ』『勝利の日』とされている
『全てがひとつとなりて、全てを守り抜いた、皆が英雄となった』『比類なき日』『英雄の日』とも―←5284ページ参照
『全てが生まれ変わった』ことから、『回生の日』とも←5321ページ参照
そしてその元となった『ケイト(原初の始祖神)』が、この世に生まれた日である『3月20日』は『希望(春)の到来、約束された日』として、『春分の日』として固定化される事態となった――
『原初の精霊』もまた、『人類の守り神』として崇められる立場となったのは最早言うまでもない―――←5293,5299,5321ページ参照
『今ある全てに含め守ってくれたこと』に『祈りでお返ししよう』といったものが『主流』となっていた
