第88章 神聖たる導き
ほんの昼下がりの一時に…
平和な時間に、思いっ切り爪痕を残していた
まあ…溺れない水なんだけれどね^^;
ビックリしたらしい
それから数分も経たない内に平穏を取り戻し水遊びに専念し出していた
親子揃って、元気に、仲良く――
母親「ダメよ!あまり派手に動き回ったら!!
男子「お水守ってくれるー!!
母親「もう…(溜息)
ふふっ^^」
男子「きゃっきゃっ^^」バシャバシャ←水面を元気よく叩く
災いをその身に封じし地の球
その効力は、『原初の神々』と『その分体を宿す原初の魂』によって底上げされていた…
かつて――全てを消し、全てを殺し、全てを手に掛け、一部を癌にし、加担させ、手を染めさせた存在…諸悪の根源……
「主犯格の癌」を実在化させ、最後のチャンスを与えた、生命の星――『地球』として宇宙中にまで有名になっていた
「滅びを与える存在」から全てを救った救世主、ならぬ、『神世主』として―――
『創世神の親』とは――『創世神の前身(先代)』…
それを手に掛けた時点で…全てを手に掛けた事実は、何も覆りはしないのだから……
「主犯格の癌」によって癌にさせられた「隠れ癌」もまた――同様に―――
ついでに言っておくが――『原初の精霊』を闇に染め、終末兵器としたのは――「癌」と「隠れ癌」で構成された組織だという―――
その面々は――かつての、ヘスティア・ファミリア(以下F略)、タケミカヅチF、ダフネとカサンドラ含むミアハF、フェルズだったという
文字としては認識出来ないが――割愛しよう
10万年前――癌として目覚める前の時点でここまでやらかしていては最早取り繕いようもない、「穀潰し(実在化の力を無尽蔵に食らい続けるだけの極悪人)」だ
そして――癌として目覚める頃合いを見計らうかのように…ケイトが神として、『原初の始祖神』として、霊界と神界の境界にて目覚めた
そうして―――この世に遣わされることとなる
それぞれの思惑を汲んで、道筋をなぞって、それぞれの軌跡を辿って…
今に至る――あの宿命(己を除く全ての実在化、「癌」と「隠れ癌」を除く全てを浄化し癌化を解除し影響を最小限にする生贄=「癌」と「隠れ癌」のみから攻撃される生き餌=試薬(BTB液やリトマス試験紙のようなもの)代わり)へと←3589,5053ページ参照