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Unlimited【ダンまち】

第88章 神聖たる導き





原初の始祖神「今度は宇宙よ!」キラン!
ケイト「ヤメテ!;洒落にならん!;」ぎょっ!


一番ダメージを食らっていたのは…
それを、負債を肩代わりしていたケイト自身だった

その為――僕らに送ろうとしてきたそれ(原初の魂を除いた者達の力を送る行為)を制してケイトへ集中させた


しかし…為す術も無く吹き飛ばされた



それを守ってくれたのは――救ってくれたのは―――全ての『命(意思であり想い)』だった



ケイト「すぅっ!!

行くぞ――皆!!!」真剣
それに掛ける言葉も無く、黙って各々が真剣な表情で立ち上がる

その時の光景も、また――導き手として遺された


神秘的な絵画として――



画面として見た場合

ガレスがケイトの前方(中央)に備え
リヴェリアが左前に
僕が右前に
アスフィが左後ろに
ブランシェとノアールが背後に
フィアナが右後ろに
皆挙って、ケイトを中心に集まっていた


前側の方が低く、後ろ側が高くなっていた

星そのものを滅する次元の突風なのだから当然だが



フィン「フローだ」
ケイト「ああ!」
そんな短いやり取りの直後
弾かれるように円陣を組んで備えた

休日となった3日間、ずっと備えていた
それまでの間にラスト・ブレッシングをそれぞれが必死になって身に付け
そして――すぐにフローを出せるように準備していた


     ノアール
 ブランシェ フィアナ
アスフィ     ガレス
 リヴェリア フィン
     ケイト

ケイトが左手を、
ケイトを除いた原初の魂が右手を、
それぞれに差し出し、全てを注ぎ込めた


原初の始祖神のラスト・ブレッシングを、原初の世界神に
原初の世界神のラスト・ブレッシングを、原初の廃棄神に
原初の廃棄神のラスト・ブレッシングを、原初の清浄神に
原初の清浄神のラスト・ブレッシングを、原初の邪神に
原初の邪神のラスト・ブレッシングを、原初の時空神に
原初の時空神のラスト・ブレッシングを、原初の調停神に
原初の調停神のラスト・ブレッシングを、原初の滅神に
原初の滅神のラスト・ブレッシングを、原初の始祖神に

そして――全てがひとつに溶け合い――


最後にケイトへ還ってゆき…
ケイト「ラスト――ブレッシングフロー!!」

その一撃は――『ラスト・ブレッシングフロー』…
『全ての聖なる足跡』と呼ばれた


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