第88章 神聖たる導き
この世が――それぞれの学びにおいて、組み合わせることで創られているように――――
そう言葉を紡ぐ原初の始祖神に…
息を呑んだ
ケイト『それよりも幸せええええええええええええええええええ!!!!』瞑目&全力叫び
ずさああああああああああっ←周囲が挙って同時にズッコケる
フィン「話の腰を…;」
リヴェリア「折るのはいつものことだろう;」
テロップ『魂の叫び&口頭は『』
口頭のみは「」となっております』
フィン「君は誰に説明してるんだい?;」じと目
リュー『つまり…幸せという形で組み合わせたいと?』
ケイト『そう!!!』ビシッ!!!
アスフィ『なるほど…それならば可能ですね』
リヴェリア『神に至った人のみ、と付くがな』
フィン『それは…』
ティオナ『何で?』
アイズ『?』首傾げ←話に付いていけてない
リヴェリア『互いに幸せを願い合えるのが、その階層のもの同士でなければ不可能だからだ』きっぱり
ティオネ『魂の階層ね』
ティオナ「え?何で望めないの?
私望めてるけど」はーい!挙手
ティオネ「……;
あんた馬鹿?;」
ティオナ「何で馬鹿!!?;」ガーン!!
ティオネ「少し考えたらわかるじゃない
神でない階層の人間、どうしてる?」
ティオナ「え?
普通に幸せ望めたよ?神の階層で無かった時」
ティオネ「余裕が無い時でも望める?
それも敵の、仇の」
ティオナ「あ、そっか」
ティオネ『そもそもが…
人を害してでも自分を幸せにしようという人達で一杯じゃない
人を犠牲にして自分だけ成り上がって幸せになれればそれでいい
そんな自己満足しか持たない人間がどれだけうようよいるか忘れたの?
闘国(テラスキュラ)でのこと、忘れたとは言わせないわよ(じろっ)
人間は…追い詰められれば何でもやる
何もせずに受け入れようだなんて馬鹿な人は早々いない
それこそ………(ちらっ)
ケイトみたいな馬鹿でも無い限りは
ケイト「いや…逃げ……」
ティオネ『れたの?』じとおおお
ケイト「;」たらーり&そっぽ向き
ティオネ『やれやれ嘆息)←額押さえ
これだもの』肩すくめお手上げ
ケイト『だって…誰かが喰らうぐらいならいっそ自分がって
その分、他の誰かに行く分が減るし
ティオネ『そういう所が馬鹿だってのよ!!;全く;
少しは自分のこと考えなさい!』ぴしゃり!!