第87章 神化(しんか)
ケイト「でさ…
ケイト『泣いて嫌がろうが咽び泣こうが休ませるから覚悟しとけええ!!!』かっ!!!
始祖神『ぴいー!!!!』半泣き(嬉し泣き)
原初の神々界の皆に笑われた
休めの押し売り
って馬鹿笑いされた
肩震わせて、中には全身震わせながら大爆笑してる人もいた
「ほんとそっくり」
「同じな」
ってめちゃくちゃ笑われた
馬鹿にされた感じではなくって、あたたかい感じだった
優しい感じで
同じことをされたことがあるらしい
休め休めと人には言ってその分自分で無茶するくせに、自分は休まないし人には無茶はさせない
ケイト『ほおー』
原初の神々『ほおおー?』
皆『ほおおおおおおお!!?』一斉に唱和
始祖神『しゅみません;(たらーり)
ごめんなさい;』
皆『お前も同じだからな!!!!』じろり!!!!←ケイトを睨む
ケイト『すみません;』たらーり
どっちもどっちと言われた^^」くすくす
アイズ「うん…本当に…」微笑し頷く
『よく似ている/似過ぎだ』
アイズと一緒に天雷テンペストをやりたい←1190ページ参照
という趣旨から、本当にやり出した…
食後にパレードと称して花火を上げる際に、文字通り全力で愛を叫んだと同時に……
ラーニェも苦笑していた
それからは…ラーニェと共に2人きりの時間を過ごしていた
左腕前腕部の中間あたりを右手で掴み、太陽のような形をしたあざが刻み込まれた。
凄まじい魔力の渦が見ただけで感じさせられた。
1193ページ参照
ついでに言うが、今となってはわかるだろうが、太陽のような形をしたあざとは、原初の始祖神の紋章だった…
上左右が真っ暗な空間、透明な床
1194ページ参照
それらは…
原初の始祖神が寝かされていた場所と同じだった
寝かされていた場所に関しては4599ページ参照
本当に…これまで、色々とあった
あり過ぎた…
これからも増えてゆくんだろう…
こんな騒がしい日々を…愛しい日常を……
遠い目をして、先を花火が無数に上がり続ける空へと重ねて見据えた
霊体と魂の意思が心ごと一つとなることで生まれる人格
神格
それは…術式(神字、魂の心)と完全に一体化することで術式として実体化して外に出られる
聖霊として――
それらが集いながら和気あいあいと宴は盛り上がりを続けていた