第87章 神化(しんか)
ケイト『だから隠れ癌を、把握し切れてない残り1割(3割未満の内)を、無事把握して、消すことがすぐに対応できる体制が整った
で、言うてる間に癌となったから消していくらしい
それでやっと、創世神の親を殺した世代の「癌と隠れ癌」は全て一掃されるって訳』
隠れ癌は現人口の内、半分以上を占める
主犯格に染まるもの
それ以外でも染まっていっていた者達もおり、既に消されていた者達の中に含んでいたとのこと
それ以外でも既に消されていた
その中に内訳に含まれておらず、2割未満という表示になっていたとのこと←5063ページ参照
不明だった1割の隠れ癌は、既に隠れ癌ではなく癌として消されていた者達と今生きている者達の中に居た
というのが結論とのことだ
つまり…現段階でいるのは、他の癌達と親和性がたまたま合わずギリギリ大丈夫だった隠れ癌のみということだ
あともう一つ…
白の国の懲罰房で魂が消えるまで罰を受け続ける魂は、隠れ癌として含まれていなかった←4586ページ参照
癌として消滅させる程ではない、しかし元居た世界に帰す訳にはいかない、そんな魂達だ
癌と同じく死ぬのではなく消える為、癌と同様に転生してくることもある訳だが…その中に居た隠れ癌を『控え』に載せる作業を順次行っていっている所らしい
癌未満として消されていたから『控え』には載らなかったが、ブラックリストには載っていたそうだ
で…それが……現人口の内、半分以上を占めているとのこと
現人口10垓
6垓8000億を少し超す程度らしい
隠れ癌の人口を、数だけの表示で言えば…
創世神である原初の神々の次世代が最優先、そのすぐ下が「罪」があるもの=「癌と隠れ癌」が優先して生まれてくるようにしていた故の弊害だったという――
「癌と隠れ癌」へ率先して…チャンスを与える為に
「罪」とは言わずもがな、「創世神の親と1000垓もの魂を殺し、無限の世界を消し、創世神以外の全てを殺して消して、全てを無にした大罪」だ
実在化においての必要分は、闇に類する者の方が圧倒的に多く、より強く負荷がかかる
この世では7割以上いる←4996ページ参照
現人口の全体10垓人の内7割未満が残った隠れ癌
それがそのまま同じだとすれば…お分かりだろうか
隠れ癌はこの世の7割以上、ほとんどが地獄にいるということも…