第87章 神化(しんか)
生んで終わりじゃない
維持費が掛かる
原初の始祖神以外の魂は皆(原初の神々界の人達以外)、存在を維持できるほどの出力が無いと言うか、足りていない
アイズが癌と接点が多いにも拘らず無事だったのも、アイズの魔法の中に宿った復活待ちで魂のみのアリアが自らの魂を削ることでアイズを癌化から守っていた…
その時の行為もまた実在化と似て非なるものではあるが(原理は同じ)、効果は『癌の闇の浄化のみ』と限局したものとなっている…
だからこそ効果効能は著しく顕著に遺憾無く発揮され、見事無事を留めている
アリア無くして、アリアの魂を削ってまでの献身無くして、アイズは存在し得なかったとも言える
リヴェリア「嘆くよりも前を見ろ」
ケイト「!
……リヴェリア…」
リヴェリア「案ずることは無い。
私達が居る…お前と共に。
だから選んだ――共に生きることを―――婚姻を結ぶことを
望んだのは…他でもない、私達だ。
お前がどう望もうが、拒否しようが、関係ない。
共に在り続ける」微笑
ケイト「……
(くす)
ありがとう、リヴェリア(微笑)
お陰で吹っ切れたよ^^
フィンもありがとう…」
フィン(僕は次いでか)
ケイト「私の為に怒ってくれて、泣いてくれて…
すっごく嬉しかったよ」微笑
フィン「瞠目)…
(くす)
力になれたのなら何よりだ^^」にこ
ケイト「うん!^^
いつもありがとう!大好きだよ」微笑
フィン「僕もさ」微笑
はぐっ!!←強く抱き締め合う2人
その中で…割り込みが掛かった
何故僕ごと抱き締める?;(困惑)
それもどさくさに紛れてティオネは何で尻を揉む?(じと目)
何でこうカオスな局面にばかり突入するのか甚だ疑問だった(しかめっ面)
テロップ『愛のなせる業(わざ)』キラキラ←同様にフィンごとケイトを抱き締め中
ケイト「皆追い付いちゃった…;」呆然自失←真っ白に燃え尽きてる
ティオナ「私の神格、ドラシエルって言うの!
始祖神様から特別だって貰っちゃった!(キラキラ)
どーだー!!^^//」えっへん!!
ケイト「うん…よかったね、マックス」笑みが引き攣ってる
ティオナ「え?誰それ」ぱちくり
ティオネ「異世界のあんたでしょ」じと目
リヴェリア「私はレイでフィンはカイか…
タカオはどうした?」
ガレス「流石におらんじゃろう」
