第86章 紡ぎ
~ウィービングの名の由来を聞いた時の反応~
『お洒落…』唖然
『凄い!』キラキラ
だ
ケイト「どうだー!!?
その気になれば出来るんだ!!
グレートサイヤマンはカッコいいんだぞー!!」ポージング
白の国&皆『それは人によると思う』
ケイト「あぐ;
何でえええ;」ずうううん
アイズ&フィン『よしよし;』なでなで
リヴェリア「…はあっ;(もう少しまともなポーズは無かったのか;」腕組み嘆息
幼少期に見たリクームのせいだとだけ追記(言い訳)しておく
ウィービング
・脇差であり盾
・水であり峰と刃先のみ火
・どんな衝撃も受け流すシグマ(主軸)、どんな攻撃も受け止めるクゥー(刃)、どんな防御も貫くジェイド(熱波)
水という概念そのものであり理そのもの、火という概念そのものであり理そのもの…
であることから、傷付くことも壊れることも決して無い存在となっていた
矛盾を叶えた比類なき神器として、有名になっていた――
~了~
姿が戻った折…
ケイト「想いは伝わっていたよ…
ありがとう、リヴェリア^^」
リヴェリア「ああ」
ケイトが左手を指し伸ばし、その手をリヴェリアが右手で取る
手を取り合う、笑い合う2人に…
『おっほんっ!!!!』
フィン「んんん!!!」
猛烈に咳払いしているぞアピールをした
ケイト「?←目を向ける
!!?//;
す…すみません;
わかってたよ!?わかってたからね!!同じ想いなの!
ほんとだよ!!?
ごめん;」
すぐ謝れるのはいいことだ
だが一つだけ言わせてくれ…
僕達にもしてくれ!!
うんうん!!!!
そんな想いに、異口同音に皆が皆一様に頷いた
勿論…即座にケイトは行動に移してくれた
そんな君だからこそ…なんだが
ケイト「指輪の名前、決めたよ…
シルフィ、よろしくな(微笑)
(ちゅっ)←人差し指の指輪、編み込み模様に唇を落とす
皆と繋ぐもの…
死にたいと願う心を、生きたいと願う心に変えてくれるように…願って……
紡いでいきたいから」微笑
こくり
その言葉に、皆は頷いた
『紡ぎ』――後に、シルフィはそう呼ばれることになる
想いと未来を繋いでくれたから――
モンスター達を取り込んだ神樹と神水
それは自動防衛施設となり、未来(さき)へと繋いでくれた、支え(希望)となってくれたから――