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Unlimited【ダンまち】

第85章 エラー





この世界、実在させている全ての意志を!!お前にぶつける!!!
覚悟しろ!!!!」


数の無限から、期限の無限に――



繫げてゆく――歴史を、想いを――



ひとつとして―――無駄にはさせない!!!



その強い意志と覚悟が、ひとつの技として、光として、昇華された

トリリオン・ライトで実在化している全てから集めた光
それにケイトが自らの持ち得る力の全てを叩き込んで強化したことで途方も無い光となり、怨み辛みを文字通り消し飛ばした


それだけでは飽き足らず…常にそこに光が在り続ける惨状となった



完成形の折…伝わってきた念がある



ケイト『覆水盆に返らずとは、よく言ったものだ

一度起こったものは、元には戻らない

たとえ――どう、手を施したとしても(ぎゅっ!)←唇を噛み締める

だから生きると言うんだろう…起こったことを無駄にさせない為に、背負うんだろう』


そんな胸中とは裏腹に、心が纏まっていき…神聖みを、光を、熱を、帯びてゆく

ケイト『無駄にさせて堪るか―――!!!』かっ!!!←目の奥で魂が強く光が瞬く

完成形に至った時には…その想いで、これまでのどの時よりも力強く固まっていた


それに伴い――天輪も天翼も上着も腕輪も無い、通常状態のままで、これまでに無い比類なき力を発揮していた





そして―――――








寝耳に水の一報が入った








【エラーが発生しました。連行します】
ケイト「え!!?何で!!?;(ぎょっ!!)

(すぅ~)←姿があの時と同様に光に溶けて消えて行く←4553ページ参照
いやああああああああああああああああああああ!!!!!!;
事情説明してくるから!!!;ごめん待ってて!!!;必ず帰るからああああ!!!!;わああああああああん;;

なんでだああああああああああああああああああああ;;」←最後の断末魔(声まで消え掛け)

書記官「どんまい」
ぽんっ←白の国に到着したケイトの肩の上に手を置く

原初の神々『あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!』
原初の神々は笑い倒しておりました――;

ギロリ!
むすーっ!!!
ケイトはそれにぶんむくれました



祟り神は無事浄化、されど常に消えない途方も無い光が残った

結果――厳重注意
ケイト「わああああああああん;;」


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