第15章 人造迷宮
ラウル「…俺…腰…抜けたっす;」ぷるぷる
「ごめ…もう、限界…」
『あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!』
戦場とは不釣り合いとも言える笑い声があたりを包んだ。
リヴェリアも一緒になって笑っているほどで、笑っていない人間はここにはいなかった。
ヴァレッタ以外…
ヴァレッタ「てめーさっきから何してえんだ!!!?;
てめーのせいでペースも何もかも滅茶苦茶になってんだろうが!!」
ケイト「え?一緒に遊ぶんでしょ?何するの?」
フィン「本当に済まない。悪気はないんだ^^//」くすくす&ぷるぷる
ヴァレッタ「てめえの惚気は聞きたくねえ!!」
「緊張感が…戦場とはあまりにも不釣り合いすぎて……」ぷっくく
「緊迫感が…もう限界っ!//」ぷるぷる涙目笑
ケイト「???」←何がおかしいのかさっぱりわからず首を傾げるばかりの人
ヴァレッタ「フィ~ン!どうなってんだあ!!?
なんでこんな頭のネジぶっとんだ奴選んだあ!!?」
フィン「ふっ…はっはっはっ!^^
貴重な人材だろ?//」
ヴァレッタ「あり得ねえだろおおおおおおおお!!?」
ケイト「?怒ってるのかな?
カルシウム取ってますかー?」←善意から
ヴァレッタ「じゃかましいわあああああああああ!!!!・・」くあっ!!!
ラウル「逆撫でしてる…
逆撫でしてるっすよケイトさん!あっはっはっはっはっ!^^//」
ケイト「あっ!ごめん!!今気付いた!」
フィン「悪気はないんだ。許してやってくれないかな?ぶふっ」くくっ
ヴァレッタ「今にも吹き出しそうな顔で言ってんじゃねえええ!!!
もうキレた!もう怒った!!死ぬほど後悔させてやる!」
ケイト「はっ!こういうときこそ言うべき台詞がある!
お前がな!」ビシッ!←ヴァレッタを指差し返す
『はっはっはっ!はっはっはっ!はっはっはっ!』
『あっはっはっはっはっ!』
フィン「確かに…確かにケイトと出会った時点で既に後悔してるだろうね^^//」ぷるぷる
ティオナ「もうダメ死ぬうううう!お腹がねじきれるううううううう!!^^//」
ばんばん!!(地面をひた叩く)
別の意味で悲鳴がそこかしこから上がった。
そのお腹を押さえて笑い転げる人の中にはベートまでいるほどだった。
アイズまで肩を震わせながら笑っている時点で、そこは察して欲しい。