第85章 エラー
ケイト「……;
んな自慢みたいな、風になっちゃうから…話したく…なかったのに;」
「けんきょなんだって」
「しそしんさまだからね~」
「へいじょううんてんでやっちゃうんだよ」
「ぼくにはむり」
「どうだ~!っていっちゃう」
ケイト「ろくでもない奴寄ってくるから気を付けて;
本当に人間ろくでもない人の方が圧倒的に多いから」
「でもここにはいないよ?」
ケイト「うん、知ってる
でも用心するに越したことないから頼むよ
はあああ;」
「心配してくれてありがとう
ママ」
「大好きだよ^^//」
ケイト「…////
ありがとう//」俯く
ぽんぽんっ←精霊達が挙って集い頭の上を撫でる
ケイト「…ありがとう//」微笑
『どう致しまして~!^^』
その後…
ケイト「なあ…」ぽつり
『?』
ケイト「私…
始祖神に、恩返し…しに、行きたいのに…
これで…いいのかな?
1兆5000億年も、頑張ってきて…100歳に換算したら、残り寿命0.7316352秒しかないのに…1秒にも満たないのに……
早く、死んじゃ、ダメなのかな…
何も…知らなかった…見てないのも、同じだ…
私も…癌と、同じように……世界中の人達も、皆…知らなくて……
ずっと…ずっと…頑張って…頑張って…頑張り続けて……
それなのに…何も、頑張ってないように…見ないで、無いものとして扱われて…
そう扱われて…道具みたいに、搾り取られて、絞り尽くされて……
っ……(涙目)←息を呑む
恩知らずと…癌と…何が違うのかな…(すっ)←左手を拡げ胸の前に出す
私が、やってることは…←震え続ける左掌を見つめる
そりゃあ…確かに、実在化の、浄化の、手助けや、手伝いを、したいとは、思ったよ?
でも‥…
でもっ(震え)
他に…優先すべき…こと……
始祖神と、早く、交代して…で……
少しでも…長く、自由を…始祖神が、堪能、出来たら…って
思って…たのに(涙)
どうして…っ
どう…してっ!(ギリッ!)←歯噛みする
こんなにも…知るの、遅くって」
ラファエル「じっとしていられないことが明白だったからです」
ケイト「でも!!
ラファエル「計画に支障が生じます
なので…
あなたには…キリストと同じ役回りをさせてしまいますが」
ケイト「役回り…」
ラファエル「同じ役割です…
お忘れなきように…くれぐれも……」
