• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第85章 エラー





責任者「他にもこんな品がありますよ!

人生に一度は言ってみたい台詞!
それを発しながら放つ極大魔法斬撃!!
かの魔法大国アルテナから取り寄せた品です」

ケイト「ほおほお」キランにや
面白そうだとばかりに笑うケイトに…アスフィは冷や汗を流した


アスフィ「何故でしょう…何故か、嫌な予感が…;)

あの…;」

ケイト「試すだけやってみてもいい?」キラキラぱああっ!

アスフィ「あ…

っ~~~;
どうぞ;」

ケイト「よぉ~し!
いっくぞぉ~!!」にこにこ&わくわく←腕捲り
ぎゅっ

剣の柄を持った瞬間、それは起こった


ケイト「我(われ)が法(ほう)だ」にや
怪しく眼光が光り、一刀の下に振り下ろされたそれは容易く

瞬時に左右に分かたれて崩れ落ちた


責任者「お見事!オリハルコンが真っ二つ!!」パチパチパチパチ
『すげええええええええ!!!』

重婚者『…‥…え?

(あれが言ってみたかった台詞…?』

ケイト「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
(がくっ)←頭を抱え跪く

今の無し今の無し今の無し」がくぶる
フィン「知らなかったよ

まさか…
君が、唯我独尊の気を持っているとは
ケイト「違う違う違う違う違う
言ってみたかった台詞、一度言ってみたかった台詞を言ってみただけで、それだけで、そんな、威力←目まで真っ青に震え上がっている

違う違う違ううううううううううううううううううううううううう
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ;;」

脱兎の如く去り、部屋に閉じこもり、布団の中に引きこもってしまった


ケイト「しくしくしくしくしくしくしくしく」

ガレス「…どうする?;」
リヴェリア「あれでは使い物にならないだろう;」

フィン「ああ…当分はこのネタで笑いを取れる」キラーン!←至って大真面目
『やめてやれ;』

フィン「可愛い」ぷくくく


が……


TV『神国王も使った
ケイト「やめてえええええええええええええええ!!!;」半泣き
話題沸騰とばかりに容赦なく取り上げるメディア

それに対し…
布団を被ったまま泣き叫ぶケイトなのだった


ケイト「やめてえええ;誰か止めてええええ;」
テロップ&全員『無理』
ケイト「いじわるううう;」しくしく


/ 5972ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp