第84章 竜の巣
エル「思う存分堪能してきました!^^//」つやっつや!
何と言ったらいいんだろうか…
最早わからない;
そんな心中は同じらしく…他の皆もまた絶句していた;
後に…竜の谷から一定の距離を置いて囲んでいた村々が一丸となって一大計画が進められ、その一環として一つの国となって纏まることになった
地竜人形なるものまで売られており、同じく様々なものが売り出されている
それらは竜の谷周辺に位置する村々の復興、再建に使われるとのことだ
大大と書かれたその見出しに煽られてか、大勢の集客が実現していた
後に…竜の谷ではなく、竜の都(みやこ)と呼ばれ、一帯は国として完成することになる――
その名は―――『竜生街(りゅうせいがい)』
竜と共に生き、育み、共に築き上げられた街として…
後にその国は――地を、空を、海を、渡る際に欠かせない竜を産出し、導く国として名を馳せることになる
―――『神王』の名と共に
ケイト「いやなんで!!!?;」
フィン「立役者じゃないか」
ケイト「何だよそれ!!!;
そこで立て直そうって思ったのはその人達だろ!!?;偉いのはその人達のはずd
フィン「だから君の功績無くしてこんな発達はあり得たか?;」
ケイト「でも頑張ったのも動いたのもその人達で」ばんっ!!
リヴェリア「いい加減認めたらどうだ自分の仕出かした事の大きさを」嘆息
ケイト「絶対やだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!;
何とかしてよツッコミ神!!」
リヴェリア「出来るか」
ケイト「冬獅郎なら出来る!!」
リヴェリア「その名で呼ぶな;」
フィン「ケイト…少しは落ち着いてさ;」
ケイト「白哉ああああああ!!!!;」
フィン「緋真…;
これからそう呼んでもいいか?」
ケイト「絶対やだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!;」わあああああん!!!;
軽食中…見えた未来視を共有した結果……
机の上に突っ伏して、伏して泣いていた;…ケイトが;
いや立役者は君だからね?;君無くしてこんな発展はあり得なかったからね?;
少しは自分を認めろ――その言葉に対するケイトの返答は…『無理』、即答だった;
『その人達の頑張りのが大事!尊ばれるべき事!』と譲ってくれなかった;
